新しい景色を重ねながら、人生をともに歩んでくれる腕時計。ときに灯台のように未来を照らし、ときに伴走し、ときに初心に帰らせてくれる――そんな風に、私たちの毎日を支えてくれる腕時計は、その選び方にも個性や知性が滲み出るもの。
そこで、本特集では、12人12様の腕時計にまつわるストーリーを手元のスナップとともにお届け。
2人目は、 AMARC CHANNEL初のYouTubeライブにもご出演いただいた、ファッションディレクターの龍淵絵美さん。モード派代表として、実際に自身が購入されたファッションアイテムをご紹介いただき、大きな反響をいただきました。現在も、「エル・ジャポン」のファッションマーケティングディレクターとして、活躍されている、龍淵さん。そんな龍淵さんが、愛用する時計とは?

Q1.愛用している時計は?
ブランド名:ヴァシュロン・コンスタンタン
シリーズ名:1972
Q2.愛用している時計を迎え入れたときのエピソードを教えてください。
結婚した歳でもある、36歳の誕生日に夫からプレゼントでもらいました。私からのリクエストではなく、時計好きの夫が選んだもの。ジュエリーは自分で選びますが、時計は夫のセレクトを信用しています。私の好みや洋服も、彼は理解してくれているので。
Q3.愛用している時計の気に入っているところは?
世界最古の時計ブランドである、ヴァシュロン・コンスタンタン。これをつけていると、”時計通”な感じがするところ。また、フェイスのシャープなデザインが、どんなときもモダンなムードを添えてくれるところもお気に入り。そして、大好きなネイビー!
Q4.普段はこの時計を、どのようにつけていますか?
普段は、ワーキングシーンにつけています。ジャケットスタイルが大好きなので、テーラードジャケットやタキシードジャケットが主役になる装いの日にあわせています。
Q5.次に欲しいと思っている時計は?
ブランド名:ハリーウィンストン
シリーズ名:エメラルド
夜のお出かけのためだけの、ジュエリーウォッチが欲しいと思っています。いいなと思うのは、やっぱりネイビーの文字盤、もしくはネイビーのベルトのもの。同じネイビーでも、時計を付け替えて出かける余裕のある人生をそろそろ送りたい(笑)!
Profile

龍淵絵美
ファッションディレクター。大学卒業後、『フィガロジャポン』や『エル・ジャポン』などのモード誌に、エディターとして携わる。結婚、出産を経てフリーランスに。現在は、『エル・ジャポン』のファッションマーケティングディレクターのほか、ブランドディレクションのコンサル業を行う。
Instagram:@amy_tatsubuchi