新しい景色を重ねながら、人生をともに歩んでくれる腕時計。ときに灯台のように未来を照らし、ときに伴走し、ときに初心に帰らせてくれる――そんな風に、私たちの毎日を支えてくれる腕時計は、その選び方にも個性や知性が滲み出るもの。
そこで、本特集では、12人12様の腕時計にまつわるストーリーを手元のスナップとともにお届け。
9人目は、旅をイメージした、着心地の良いエッセンシャルなアイテムを展開する「Curensology(カレンソロジー)」のディレクター、坂田乃吏子さん。今回紹介してくれた時計は、ご主人からプレゼントされたものなのだとか。

Q1.愛用している時計は?
ブランド名:ロレックス / セルピコ イ レイノ
シリーズ名:18K オイスターパーペチュアル
Q2.愛用している時計を迎え入れたときのエピソードを教えてください。
主人がセレクトしてくれた時計で、40歳の節目の誕生日プレゼントにもらいました。ゴールドの時計は、ステンレスより柔らかさがあり、アンティークであれば、さらに品良く馴染むので、コンディションのいいものを見つけたらプレゼントしたいと思っていたそうです。プレゼントしてもらったことが、とても嬉しく、大切にしまっておこうかとも思いましたが、あえて普段から大切に使い、その姿とともに、ゆくゆくは娘に譲れたらと思っています。
Q3.愛用している時計の気に入っているところは?
ゴツ過ぎず、華奢過ぎないサイズ感。自分の身体とのバランスがちょうど良いなと感じています。ゴールドですが、華美になり過ぎず、媚びた感じもないので、シンプルな洋服に合わせたときに、自分らしく潔いアクセントになってくれます。つけ心地の良い、リベットブレスレットも気に入っています。
Q4.普段はこの時計を、どのようにつけていますか?
普段使いしています。ちょっとクセのあるカジュアルから、キレイめカジュアルまで。幅広くマッチするのも気に入っているところです。ジュエリーやアイウェアとの相性も良く、ゴールドでまとめるのはもちろん、シルバーとミックスしたコーディネートも決まりが良いです。
Q5.次に欲しいと思っている時計は?
ブランド名:カルティエ
シリーズ名:ベニュワール
ダイヤモンドベゼルのものが欲しいと思っています。ホワイトゴールドかイエローゴールドかで悩んでいます。
Profile

カレンソロジー ディレクター
坂田 乃吏子
「イエナ」や「ドゥーズィエムクラス」でバイヤー、ショップマネージャーを経験した後、「マッキントッシュフィロソフィー」のディレクションを担当。2018年に「カレンソロジー」のディレクターに就任。
Instagram: @nsarchive1356