気軽に会いにいけない今年の年末年始。だからこそ、会えない代わりにちょっとしたギフトを贈ってみませんか？　贈り物上手な方々のギフトリストを、全5回にわけてお届けしてきたこの企画、ラストは心踊るビューティギフトを、美容ライターの畑中さんに教えてもらいました。

押し付けにならないよう
ライフスタイルに寄り添う
アイテムを

仕事柄、コスメや身体にいいものに触れる機会が多いので、必然的に贈り物も美容にまつわるものがほとんどです。ただ、好みもありますし、美容アイテムって一歩間違えると押しつけになるような気もするので、贈る相手やシチュエーションに合わせてアイテムは選び分けるようにしています。
とはいえ、どんなケースでも自分が試してみて「いい！」「好き」と自信を持って進められるもの、相手の日常にスッと入り込んでくれそうな、どちらかといえばライフスタイルに寄り添うようなアイテムを選ぶことがほとんどです。贈ったものを通じて、その方の生活に広がりが生まれればいいな、と。
もし、ブランドやアイテムに興味を持ってくださったのなら、一緒にアイテムの良さを語り合いたい（笑）――、そんな私自身が愛情を持っておすすめできるアイテムをセレクトするようにしています。

メイクも気持ちもアガるリップは
全世代の女性に贈りたい

女友達への誕生日プレゼントや転職祝い、母の日など、どんな世代の人にもオススメしたいのが、ルージュ ヴォリュプテ シャインです。個人的にテッパンのカラーが、No.80のチリ チュニック。やりすぎないおしゃれ顔に決まるブラウンレッドで、塗っていると「それどこの？」って聞かれるテッパンカラーです。他にも、80番前後のカラーは、洒落感のあるカラーが揃い踏み。シーンに合わせてイニシャルなどの刻印サービスを利用することも。

男性や両親などには、
抗菌効果のあるアロマミストを

ARTQは、オーガニックにこだわった精油ブランド。真摯な姿勢で植物や精油と向き合う会社の姿勢には本当に感動！　なかでもこのプリベンションシリーズは、ティートリーやラベンダーなど、抗菌作用に優れた精油をブレンドしたアロマミスト。アロマや美容にはあんまり関心のない両親や男友達などにギフティングしたいアイテムです。ルームスプレーみたいに使うのはもちろん、帰宅したときに玄関先でシュッとしたり、出先でのリフレッシュナー的に使ってね、というひと言を添えて贈りたいですね。

食事会のバラマキギフトに
最適な罪悪感ゼロの
ヴィーガンチョコ

女子会や、本を借りたお礼などによく利用しているのがパナチョコです。ローチョコでポリフェノールたっぷり、アガペやココナッツの甘みでシュガーフリー。罪悪感なく食べられるのに、パッケージは可愛いなんて、女ココロをわかっている一品です。自分用おやつとしては躊躇しちゃう値段ですが、もらったら嬉しい。パッケージやフレーバーが豊富なので、種類違いで持参して、選んでもらうのも楽しいです。

全５回にわたってお送りしたギフト企画、いかがでしたか？　年始のご挨拶やお祝いのシーンにはもちろんですが、さりげなく、相手に合わせてセレクトする自分軸の贈り物は、新しいコミュニケーションの糸口にもなるような気がします。

profile

畑中美香
（はたなか みか）

ファッション誌の美容担当を経てフリーランスに。旅、ビストロ、占い、スピリチュアル好き。赤リップとオイルが欠かせません。
＠hatamika

photograph／Hisai Kobayashi
Edit & Text ／ Mika Hatanaka

※本ページに掲載している価格はすべて税別になります。

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