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冬のおしゃれの悩みの種になりがちな、足元問題。おしゃれ名人4人のリアルスナップに続いてお届けするのは、防寒とおしゃれを両立するための3つのルール。日々、雪や寒さと向き合っている地域の方々に徹底リサーチをして導き出したルールを、現地のみなさんの足元スナップとともにお届けします。
Rule 03
冬のコーディネートは
靴からスタート
雪の状況や気温の影響を一番受けるのが靴。降りたての積もった雪と、溶け掛けの雪とでは選ぶ靴も変わってきます。天候を見て最初に靴を選び、そしてレッグウエア、ボトムス…といったように、上に向かってアイテムを重ねていくことで、全体のバランスを整えるのが寒冷地のおしゃれ賢者たちの共通点でした。
スカートに隠れて見えませんが、こちらニーハイブーツなんです。レザーで暖かいので、寒い日にはよく履くそう。そして、長めのスカート合わせでより一層暖かに。ブーツとスカートがインパクト強めのアイテムなので、その他のアイテムは極力シンプルにして下半身のコーディネートの邪魔をしない計算。もちろん、ブーツの中にもタイツとソックスをしっかり重ねて寒さ対策は完璧です。
雪の日でも防水スプレーをしっかりかけて履いているというレザーブーツ。北海道では底の滑りやすい靴底の場合、雪用のソールに加工して履くのが通常だそう。艶のあるレザーブーツに合わせたのは温かみのあるウールリブタイツ。ツイードとレースのコンビのスカートは、丈も長めで重厚感があるので、地厚のタイツで支えるとのこと。そして、ジレとダウンがセットになったアウターは、これまた絶妙なバランスです。コートではなく袖がないジレと、ショート丈のダウンのカジュアルさが、ボリュームがでがちな冬の装いを軽快に。
寒冷地の強い味方「ザ・ノース・フェイス」のヌプシブーツは、防水・防寒は文句なし。ぽってりボリューミーなブーツなので、スキニーパンツで下半身をスッキリ見せるのが定番です。細身のパンツにはゆったりトップスを合わせて逆三角形のシルエットに。「GU」のオーバーサイズのニットはメンズの物だそう。重ねた白いカットソーがオールブラックのスタイルに抜け感を出しています。バッグのファスナーなども徹底的にシルバーを選んで、クールなモノトーンコーディネートに。
ソールが厚いので多少地面が濡れていても気にせず歩け、何より足長効果が期待できるスニーカー。 吐き口のカッティングで足首が細く見えるのがお気に入りで、スカートを合わせることがほとんどだそう。シックなブラックスニーカーなので遊びでレオパードのタイツをON。さらにアシンメトリーなサテンスカートでモードな着こなしに。
アパレル関係でお勤めのアキホさんは、リアルタイムより少し早く春服を着用。トレンドのボリュームブーツにフェミニンなサテンスカートで甘辛ミックスに。白いブーツが浮かないよう、アイスグレーの薄いカラータイツを合わせました。水色のスカートとの橋渡しにもなって、クリアで爽やかな足元のコーディネートに。さりげなくスウェットのロゴとも色合わせしているところもお見事!見た目は春らしくてもやはり足元は寒いので、ブーツの中には厚手のソックスを仕込んでいます。
いかがでしたでしょうか? 寒冷地に住む皆様の足元コーディネートのルール、是非参考にしてみてください。01〜03までご登場いただきました皆様、ご協力ありがとうございました。
※本人の私物のため、お問い合わせはご遠慮ください。
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