
日頃から、イタリアを始めとした、ヨーロッパに住む人々の着こなしやファッションの楽しみ方に大きく共感し、参考にしているという大草。今回は、イタリアのリアルなファッション&ライフスタイルを提案しているセレクトショップ「Gente di Mare(ジェンテ ディ マーレ)」で取り扱いのあるアイテムから、イタリアやフランスを中心としたヨーロッパブランドの名品たちを厳選してご紹介します。
夏本番を迎える前に、今手に入れておきたい5点。その注目ポイントはどこなのか、大草の目線で選んだ逸品の魅力を、余すことなくお伝えします!
#01
ASPESIのカーディガン
“これさえあれば”な、
頼れる定番

NAOKO’S COMMENT
「とにかくすっごく使える! カーディガンとしてだけでなく、ボタンを閉じてプルオーバーとして着たり、ストールのように肩にかけたり。夏の冷房対策にもいいし、汎用性がとっても高い! 短めの丈と袖、コンパクトな身頃は、ジャケットの中に着てももたつかない程よさです。
さすが『ASPESI (アスペジ)』。シャツメーカーとしてスタートしただけあって、シャツとの合わせが劇的に綺麗。シャツと、センタープレスが入ったきちんとしたパンツとコーディネートすれば、しっかりオフィス仕様に。そして、リラックスしたワンピースに合わせればリゾートにも。これ一枚で何役もこなしてくれる、優れものです。
シャリ感のある肌触りのいいハイゲージコットンで、手洗いもできるので、汗をかく季節にも嬉しい♡ 春から夏、夏から秋といった、季節の変わり目の、何を着ていいかわからないボヤッとした時期にも、重宝すること間違いなしです! 」
肌の色を選ばない、
くすみブルー


「マキシ丈のボリュームワンピースには、これくらい短めのコンパクトな羽織りがバランスよく見えます。丈が短いことで、脚長効果も! 肩が見えるくらいラフに羽織れば、それだけでリラックスムードが演出できます。袖の通し方一つでイメージがガラリと変わるのも、ベーシックアイテムのいいところ。同系色の水色が入ったストライプバッグで、統一感を出して」
#02
BALLYのバッグ
上品なキャンバスバッグは、
メインでもサブでも!

NAOKO’S COMMENT
「スイスのブランド『BALLY (バリー)』。少し前まで、“上品な婦人の持つバッグ” みたいな少し落ち着いたイメージを持っていたのだけれど、長い歴史があるからこその堅実な物作りはそのままに、新しさをちゃんと取り入れているなぁと感じます。
このバッグはそんなバリーの中でも、随分カジュアル寄りなバッグ。綺麗でしっかりとしたスクエアのキャンバスに、レザーのパーツ。このレザーのパーツが、高級感をプラスしてくれます。メインでもサブでも持てるので、活躍シーンが多い点もおすすめする理由の1つです。コンサバな洋服をほんの少しカジュアルダウンしたい時にも、キャンバスバッグは効果的。ラフな素材だからこそ、いい物を選びたいですね」
#03
BRIGLIA 1949のパンツ
メンズパンツのこだわりを、
ウィメンズにも踏襲


NAOKO’S COMMENT
「『BRIGLIA 1949(ブリリア1949)』は、メンズのパンツに特化したブランドとしてスタートしました。細部にまで行き届いたメンズパンツのこだわりを、ウィメンズにもそのまま採用。とにかくラインがキレイなことと、履き心地の良さは、さすがとしか言いようがない!
ドロストリングスやゴム仕様など、ウエスト部分のゆるいアイテムが多い中、きちんとしたテーラリングのパンツは、履くだけで背筋がピンと伸びますね。シャツインした時にシャツが出てこないための腰裏のプリーツ、ヨレずにお腹を固定することができるカラステング、体へのフィット感を高めてくれる腰のVスリットなど、ウィメンズではなかなか見かけない技術がたっぷり詰まっています。パンツはおしゃれの土台。奇をてらわない本物の一本、投資価値有りです! 私も買いました♡」
白×ネイビーの王道の組み合わせを、
ブラウスのデザインで刷新



「シンプルで上質なパンツに、白のブラウスを。ブラウスの中でも、スリーブのデザインが印象的なものを合わせると、定番の組み合わせに鮮度をプラスします。ピンヒールでフェミニンに仕上げるのも素敵だけれど、今回はイタリア人が石畳を軽快に歩いてそうなシューズで、地に足のついた装いを。大きめのバッグと、安定感のある靴、そしてブラウン系の合わせで、デイタイムなコーディネートに」
#04
THEMOIReの
ショルダーウォレット
エシカルでエコフレンドリー
ブランドコンセプトも素敵なバッグ


NAOKO’S COMMENT
「イタリア・ミラノ発の『THEMOIRe (テモワール)』のバッグ。スマートフォンとカード類を入れて、これ一つで出かけられる! 小銭を入れられるスペースもあるので、お財布としても使える多機能ぶり。この便利さは一度知ってしまうと手放せないかも(笑)。ほっこりしないスピード感は、アスレジャーにもおすすめです。
エコレザーを使用しているので、この素材ならではの立体感と、リアルレザーにもひけを取らないラグジュアリー感を持っています。雨の日も色移りを気にしなくていいし、発色の良さも申し分ない! エコレザーの登場で、ファッションの選択肢がグッと広がる気がします。そして、リーズナブルなのもポイントが高い! 普段は躊躇してしまうポップなカラーも挑戦しやすいですね♡ 」
#05
L’INDO CHINEURのネックレス
これ一つで
着こなしが力強くなる

NAOKO’S COMMENT
「こんなに大ぶりなのに、とっても軽いネックレス。『L’INDO CHINEUR(ランドシヌール)』は、ホーンを使ったジュエリーを展開するブランドです。プラスチックにはない上質さと繊細さが感じられます。ネックレス 一点だけで存在感を楽しむのもいいし、パリのマダムのように、いろいろな素材を重ねて奥行きを出して、自分らしいアクセサリー使いを見つけていくのも素敵。
私も違うデザインの物を持っていますが、コットンのシンプルなワンピースに一つあるだけで雰囲気が作れるので、とても気に入っています。流行り廃りのないデザインなので、カシミヤのニットに合わせたり、季節を問わず長く使えるのもポイントです」
名品5選、いますぐワードローブ に加えたくなるものばかり! コーディネートに新鮮さを加えてくれるトレンドアイテムも魅力的ですが、やはり、揺るがない安定感のある名品たちは、スタイルに説得力が持てますね。
Photograph /Shungo Tanaka(MAETTICO)
Hair&Make-up/Mami Numata(ilumini)
Text/Aiko Ishihara
【今回訪れたのは……】


リラックス&ラグジュアリーをコンセプトにした落ち着いた空間に、厳選されたヨーロッパのブランドを取り揃えた「Gente di Mare GINZA SIX(ジェンテ ディ マーレ ギンザシックス)」。イタリアのリアルな今を感じさせてくれる、ファッション&ライフスタイルを提案しています。イタリア発のフレグランス「カルトゥージア」は本国でも一般流通の少なかった幻のフレグランス。日本では、こちらが一番豊富なラインナップを取り扱っている店舗となります。ぜひ足を運んでみてくださいね。
ADRESS:
〒104-0061
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 4F
TEL:
03-6264-6850
OPEN HOURS:
10:30-20:30
ジェンテディマーレのライン登録はこちらから!
※本ページに掲載している価格は、すべて税込みになります。
※ショップリストはこちらから