高価なものから、お手頃なもの、シンプルなデザインから、主役ともなるデザインのものまで。たくさんのバッグが溢れているからこそ「どんなバッグがおすすめですか?」、そんなご質問をよくいただきます。
そこで今回は、大草直子が普段から愛用している、そしてこれから愛用したい、5つのバッグブランドをピックアップ。各ブランドから、この春夏におすすめの1つを、コーディネートとともにご紹介します。歴史的背景のある上質なもの、ユニークなデザインのもの、環境に優しいもの――様々な視点からセレクトしていますので、ぜひお気に入りの1つを見つけてくださいね。
本企画は、すべて沖縄で撮影。沖縄だからこその風景や、リゾートの雰囲気と一緒にお楽しみください!
Delvaux
『Co-pin』
¥269,500
ともに時を刻む。
人生の楽しみをシェアする
ラグジュアリーな「相棒」
1829 年にブリュッセルで誕生した「Delvaux(デルヴォー)」。世界最古のラグジュアリーレザーグッズメゾンとして名を誇るデルヴォーは、1908 年にレザーハンドバッグとして世界で初めて意匠登録を出願。それよりもっと前、1883 年にはベルギー王室御用達の栄誉を賜り、ベルギーの文化と価値観を発信し続けています。
創業以来、 数々の傑作を生み出していますが、その1つが1972年に誕生した「Pin」シリーズ。デルヴォーの中でもユニークなシルエットが多く、当時の自由で明るい雰囲気を表現したバッグです。 今回ピックアップした「Co-Pin(コ パン)」は、「Pin」シリーズの新作。「相棒 =Copain」という言葉から由来されています。キャッチーなプロポーション、そして遊び心を効かせたコンパクトなデザイン。それでありながら、その名の通り、あらゆるスタイリングに溶け込む使いやすさが魅力です。
素材は、タンカラーのトリヨンソフトレザーを使用。ゴールドのハードウェアに、美しい曲線を描くベース、D型のフロントポケット。ベースにはパーフォレーテッド加工(複数の穴をあけた加工)も施され、Pinシリーズを象徴するディテールが取り入れられています。ストラップは左右一方に付け替えることもでき、ストラップを手首にかけてクラッチバッグとして持ったり、コンパクトなショルダーバッグとして楽しんだりすることもできます。
人との会話を生み、自分も、周りも笑顔にする。「Co-Pin」はそんな魅力を持っています。
「デルヴォー」という
上質さだからこそ叶う
大人のリゾートスタイル
NAOKO’S COMMENT
『レザーのバッグは、春夏には重たくなってしまう印象。だけれど、ポーチのように小さく、かつ華奢なストラップのこんなデザインのものを選べば、着るものが軽くなるあたたかい季節でも、気軽に持つことができます。
旅先では、「リゾート」「ラグジュアリーなホテル」「ディナーは素敵なレストランで」のように、様々なシチュエーションが考えられます。でもそんなにたくさんのバッグは持っていけない――カジュアルかエレガントか、どちらに合わせるバッグを持っていくか悩む時もありますよね。このバッグは、名前の由来の通り、どんなシーンでも味方になってくれる「相棒」なのです。
今回のスタイリングは、レザーの上質さを活かし、あえてトップスは背中が大きくあいたリネン素材のものを。そこに、カジュアルなデニムとサンダル。カゴバッグを合わせるとリゾートに振り切ってしまいそうなコーディネートを、「デルヴォー」という上質さがラグジュアリーに引き寄せてくれます。
絶妙なブラウンの色味も、おすすめする理由の1つ。今回のコーディネートに黒のバッグを合わせると、溶け込んでしまい、重くなってしまいます。明度の高いブラウンだからこそ、グレーのトップスや深いネイビーのパンツとも相性が良く、オールシーズン活躍してくれるのです』
次回は2月24日(金)に公開予定です。引き続きお楽しみに!
※本ページに掲載している価格は、すべて税込みになります。
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