Fashion信じるおしゃれ
すぐれた品や、名高い品を指す「名品」。ただ、なにを「名品」と感じるかは、それを見た人や触れた人、そして纏ったり使ったりした人の価値観や生活背景によっても変わります。
そこで今回は、それを手にすることで、高揚感を得られたり、新しい気づきを与えてくれたりと、前向きなエネルギーを授けてくれるアイテムを、”NEO名品”として紹介します。
AMARC編集長 大草直子が選んだ8つのNEO名品のうち、本日お届けするのは、大胆かつ上品な佇まいに、心と視線を奪われる、エルメスのサイハイブーツ。
― HERMÈS ―
サイハイブーツ
この1足は、履く人を選ぶ。選ばれるのは、「究極の格好良さを、あくまでもシックに、そして無理せずに履ける人」。モデルのブレンダが履いても、太ももに半分くらいまでくる超ロング丈。そう、ニーハイブーツを超えたサイハイブーツ。
サイドにあしらわれたのは、唯一無二のバッグ、「ケリー」のバックルを模した金具。ソフトでスムースはカーフスキンを使用しているから、柔らかさはありながら、自立した女性像も備えて。こんなエルメスの新しい名品を、例えば、Tシャツにスキニーデニムやレザーのレギンス——究極のシンプルにコーディネートすれば、冒頭のような「選ばれし人」になれる。覚悟をもって1つのアイテムと対峙する。こんなおしゃれの仕方も、時には良いものです。
― NEO MASTERPIECE 04―
【HERMÈS 】
サイハイブーツ
エルメスのアイコンバッグのひとつ「ケリー」に使用されているバックルがあしらわれた定番ブーツ「ジャンピング」に、モダンなオーラを放つサイハイブーツが登場。サイ(thigh)は太ももを意味し、サイハイブーツとは、太ももの真ん中あたりまで長さのあるブーツを指します。脚全体がブーツで覆われるため、一点投入で、インパクトのあるモードなスタイルが完成。ソフトでスムースなカーフスキンを贅沢に使用しているため、脚馴染みも極上。ボトムス感覚で投資したい一足です。
※本ページに掲載している価格は、税込価格になります。
※価格は掲載当時の価格です。
※ショップリストはこちらからどうぞ。
Photographs / Masanori Akao
Model / BLENDA
Hair / Keiko Tada(mod’s hair)
Make-up / Sadae Sasaki
Styling & Text/ Naoko Okusa(AMARC)
Edit & Text/Ayako Suzuki(AMARC)
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