身体や心に、様々な不調や変化が訪れる更年期。そんな更年期を内側からケアするアイテムを、5名の方にリコメンドいただき、お届けいたします。
今週は、漢方薬剤師であり、漢方カウンセリングルーム「Kaon」代表の樫出恒代さんがご登場! その時に抱えている不調や身体の状態を見ながら、ひとりひとりに合った漢方を処方してくださる樫出先生(大草も処方していただいているのだとか♡)。今回は、更年期の様々な症状に対応してくれる漢方をリコメンドくださいました。

更年期には女性ホルモンが乱れ、自律神経のバランスが崩れることが多くなります。本来は、朝働くはずの交感神経と夜働くはずの副交感神経、それぞれがうまく働かなくなってしまうことも。それにより、朝目覚めてもスッキリしない、夜はぐっすりねむれない。頭痛やめまい、落ち込みやすい――などの症状が出てしまうのです。
この「双参(そうじん)」という漢方に配合されているエゾウコギは、自律神経を整えて、βエンドルフィン=幸せホルモン を出してくれます。さらに、深部体温を、0.5度上げてくれるという優れもの。朝に飲むとスッキリ、夜に飲むとリラックスできます。お湯に溶かして飲むのですが、味も甘くて美味しい! とても頼りにしている漢方です。
※本ページに掲載している価格は、すべて税込みになります。
Profile

樫出 恒代
漢方薬剤師・漢方ライフクリエーター・漢方カウンセリングルーム「Kaon」代表・「Kaon漢方アカデミー」代表
漢方カウンセリング歴30年。ひとりひとりのこころとからだにていねいに向き合うことをモットーに「対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座」内の漢方カウンセリングルーム「Kaon」で漢方カウンセリングをおこない、漢方アドバイザー育成のための「Kaon漢方アカデミー」を主宰。次回の漢方アカデミーは2022年5月〜新潟にて、9月〜東京にて15期生開講予定。趣味は筋トレ、文字や絵を描くこと、わんこと遊ぶこと。
「コラム–更年期:女性のための漢方救急箱」
Instaguram:@hisayo_kashide