Blog大草直子の毎日AMARC

顔、似ています? 姉妹ってやつは

私には2人、妹がいます。はい、3姉妹です。東京・神楽坂で生まれて育ち、親の方針だったのか、たまたまだったのか、3人、小学校から別々の学校に通い、それぞれの濃すぎる個性を熟成させてきました。

全員40代になり、今は、真ん中の妹が神戸、そして末っ子がハワイ――で、みんな、それぞれの家族と暮らしています。幼い頃は、年が近い真ん中と末っ子がよく喧嘩をし、私は「あなたはお姉ちゃんでしょ」と言われ続け、なんていう、THE昭和な姉妹でしたよ。

10代、20代は「彼と別れた」だと「会社を辞める」だの、「子供ができた」、私の場合は「離婚した」だの。まあ、色々とありました。30代に入ると、ガラスのようだった姉妹の関係は変化し。姉妹と言えど話せないこと、離れて暮らしているからこそ、気持ちも距離も遠くなったりして。それぞれが、じぶんのライフスタイルを確立し、それぞれの悩みや不安と向き合い、(気の強い私たちと一緒にいてくれる)パートナーとのリレーションシップをケアし、子供たちの教育に何か答えを見出そうとしていたのでしょう。そう、ただただ私たちは、本当に忙しかったのです。

そうして今、みんな40代に入り、お互いの関係性がまた違うステージを迎えたな、と思います。少しだけ余裕ができ、もがいて探した自分らしさを、姉妹同士で競わなくても良いことに安心して。身体のいろいろな変化も、ずっと近くで育った姉妹だからこそ、「わかるわかる」と話すことができるのです。

1年ぶりにハワイの妹が帰国し、神戸の妹も、1年の留学を終えて帰国する長男のリオも。それぞれの家族も含めて、みんなで集合する機会があったのですが、残念ながらそのタイミングで私は海外へ~~~(泣)。

けれど、大丈夫。私たちは40年以上も姉妹をやっているのです(笑)。また、気持ちも距離もすぐに近づくはず。幼い頃の、「隣りにいることが当たり前だった」無遠慮さではなく。リスペクトと感謝、そして以前は気づかなかった深い愛情をもった、新たな姉妹関係が、楽しみで仕方がありません!

今年の3月は、末っ子家族と私の家族でオーストラリアへ。子供達も、みんな楽しそうでした♡
ハワイ在住の妹は、私よりこんがり(笑)。話し方も笑い方も全く一緒、と言われます!