週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
ほくほくの甘みのあるかぼちゃを、バルサミコですっきりと煮ます。
かぼちゃは、髪や肌に良いと言われるベータカロテンたっぷり。
実は、多くが7~9月に収穫され、2~3ヶ月ねかせた晩秋、つまり、今!が食べ頃になります。水分が程よく抜けておいしくなっているので、ぜひ。
調味料は1:1:1 同じ割合で、ごぼうや、れんこんを煮ても美味。
甘さが欲しい時は、はちみつやキビ糖をお好みで。
かぼちゃのバルサミコ煮
【材料( 作りやすい分量 )】
・かぼちゃ 1/4個 300gくらい
〈調味料ほか〉
*酒 大さじ1
*醤油 大さじ1
*バルサミコ酢(赤・白どちらでもOK) 大さじ1
【レシピ】
1. カボチャは、皮ごと3,4センチ角に切り、心に余裕があったら面取りする。鍋に入れ、ひたひたの水を入れて中火にかけ、12,3分茹でる。
2. ゆで汁を切る。このとき、なべ底から1センチくらい茹で汁を残す。
3. 2に調味料を加えて、全体に絡め、蓋をして、ふつふつ沸いたら、かぼちゃ全体に煮汁を絡めて、火をとめて、冷ます。
◆冷蔵庫で、5日間保存可能。お弁当にも。
Naoko’s comment
バルサミコ酢、なんか少し残ってしまうんだよな。ハロウィン直前でもあるし(笑)、今夜やってみます。だし系のかぼちゃの煮物は日本酒が良さそうだけれど、バルサミコ酢煮なら、ワインも合いそうですね!
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や大好きな旅で得たモダンなエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。テレビ、ラジオ、雑誌のほか、『いとしの自家製』『きょうから、料理上手』など、著書多数。すきあらば旅!で、ワインや日本酒、調味料の蔵、市場、レストランをめぐる旅をしている。無類の食いしんぼうで、通いつめる台湾では1日8食?!
FRaU(WEB)やFOODPORTでも連載中。代官山で料理教室主宰。
Instagram @yamawakiriko