週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、３つ以内の食材、３つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
お客様を招いたり、家族が集まったりする機会が多い季節。今月は、忙しくても作れる＆おもてなしにも胸をはって出せるお料理をご紹介します。もちろん、３×３です。
グルマンやレストランフリークの間で話題のドラマ『グランメゾン東京』でも登場した、フランスの代表的な家庭料理。Hachis parmentier（アッシ・パルマンティエ）は、じゃがいもを食卓に普及させた農学者パルマンティエ氏にちなんで名づけられた、じゃがいもとひき肉をつかった普段着の料理です。ぐっと作りやすくアレンジして、バターたっぷりではなくオリーブオイルですっきりめにしてみました。買ってきたグリルチキンのつけあわせにもよいし、大きな耐熱皿で焼けばメインにもなります。
アッシ・パルマンティエ
【材料（ 2,3人分（ つけあわせとしては、4人分 ））】
・牛ひき肉（好みであいびきや赤身の豚でも） 200g
・じゃがいも 3個
・とけるチーズ 80g（好みで加減して）
〈調味料ほか〉
・塩 小さ１/2
・ケチャップ 大さじ1
・オリーブオイル 小さじ2
【レシピ】
１．じゃがいもは、よく洗って鍋に入れ、かぶるほどの水を入れて、皮ごと水からゆでる。箸がさせるくらい完全に柔らかくなったら、 皮をむいて、ボウルに入れ、塩とオリーブオイルを加え、ざっくり潰す。
２．フライパンに植物油（小さじ１）をひき、ひき肉を色が変わるまで炒め、ケチャップを全体にからめる。1に肉汁(焼き汁)ごと加えて混ぜる。
３． 耐熱皿に2を入れ、チーズを全体にのせて、グリルで10分、チーズがこんがり色づくまで焼く。 ※オーブントースターでもOK
※生のトマトをスライスして入れてもおいしい。
※おもてなしなら、２まで前日にやっておくとよい。
Naoko’s comment
りこさーん！ 先日はg GIFT AND LIFESTYLEのイベントではありがとうございました♡ 今週末、末娘の友達やママ友をお呼びしてクリスマスパーティーをするので、やってみます。大人も子供も喜びそう！
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たモダンなエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。代官山で料理教室＜リコズキッチン＞主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『きょうから、料理上手』など、著書多数。すきあらば旅！で、ワインや日本酒、調味料の蔵、市場、レストランをめぐる旅をしている。無類の食いしんぼうで、通いつめる台湾では1日8食？！ そのおススメが１冊の本になりました。「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」（ぴあ、12月9日発売）おいしいだけじゃない台湾、とくに台北の魅力がたっぷりです。
Instagram @yamawakiriko
