週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
新じゃがいもの季節が始まりました。
新じゃがいもは、3月から5月ごろにかけて収穫されるシーズン最初のじゃがいもで、貯蔵されたもの(一般的なじゃがいも)と違って、皮が薄く水分が多くフレッシュなじゃがいも。私のふるさと、長崎はじゃがいもの生産量が北海道に次ぐ2位! 特に貯蔵しない新じゃがいもがとても多いんです。
皮ごとおいしい&香りもいいので、そこを活かして、さっぱりと塩味で。ぜひこの時期に。
新じゃがのそぼろあえ
【材料(2,3人分)】
・新じゃがいも (10個小さいもの、800グラムくらい)
・豚赤身ひき肉 150g
・玉ねぎ 半個 (あれば新たまねぎで)
【調味料ほか】
・植物油 大さじ1
・塩 小さじ1
・酢 小さじ2
・胡椒 適量お好みで
【レシピ】
1. 新じゃがいもは、皮ごとごしごし洗う。半分に切って鍋に入れ、たっぷりの水と塩(小さじ1/2、分量外)を入れて、中火にかけ、蓋をして、竹串がすっと通るくらいまでゆでる。湯をしっかり切る。
2. 玉ねぎは粗いみじん切りにする(あらくてよいからがんばる)。大き目のフライパンに、植物油をひき、玉ねぎ、ひき肉、酢、塩を入れて炒める。
3. ひき肉に火が入ったら、1を加えて全体に絡めるように炒め合わせ、胡椒をふる。
※器に盛り、あればイタリアンパセリなどを。バゲットにも合う、白ワインにも合う、ブランチにも。
Naoko’s comment
新じゃが大好きー! 今日やってみようかな。たまねぎのみじん切り、粗くて良いからがんばる(笑)。美味しいもの食べて、心も身体も元気になりたいですね♡
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たモダンなエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『きょうから、料理上手』など、著書多数。すきあらば旅!で、ワインや日本酒、調味料の蔵、市場、レストランをめぐる旅をしている。無類の食いしんぼうで、通いつめる台湾では1日8食?! そのおススメが1冊の本になりました。「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)おいしいだけじゃない台湾、とくに台北の魅力がたっぷりです。
Instagram @yamawakiriko