週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、３つ以内の食材、３つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
そろそろ春物が気になるし……本気でリセットを！と言う方に。
「作っておくと助かる！」「いくらたべても大丈夫！」「お通じの味方！」な、こんにゃくの煮物を。
こんにゃくは味が入りにくいので、濃く、甘い味にしてしまうことが多いですが、こちらは生姜をたっぷり入れて、すっきりさっぱりした味に。甘みがなくても、満足感が高い、と思います。くれぐれも生姜たっぷりで。
こんにゃくの生姜酢醤油煮
【材料（2人分）】
・こんにゃく 1枚 （200g）
＊生姜すりおろし 3かけ分 30～40gほど
・鰹の削り節 10g
【調味料ほか】
＊醤油 小さじ 4
＊酢 大さじ 1
植物油 大さじ 1
【レシピ】
１．こんにゃくは、大き目のギンガムチェックをイメージしながら、表面に格子に切り目を入れる。スプーンで食べやすい大きさにちぎるように切る。鍋に入れ、水をかぶるほど入れて、中火にかけ、沸いたら火を弱めて、２，３分ゆでる。
２．１の水をしっかり切り、植物油を入れて、中火で水分を飛ばすように炒める（最初、少し、ばちばちとはねるので注意。臭みが完全に取れます）。
3．＊を混ぜ合わせて、全体に絡めるように炒め合わせ、仕上げに鰹節を全体に振り入れる。
※味が染みた生姜と鰹節がこんにゃくにからんでおいしいので、たっぷり入れてください。
※冷蔵庫で、３日保存可能。
Naoko’s comment
こんにゃく！ 私が大好きな食材♡甘辛く煮てました。そうか、こんにゃくと生姜、思いもかけなかった組み合わせ、絶対やります。ところでりこさん、クロス可愛い。少しファンシーで、気持ちがぐっと上がりました！
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たモダンなエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。代官山で料理教室＜リコズキッチン＞主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『きょうから、料理上手』など、著書多数。すきあらば旅！で、ワインや日本酒、調味料の蔵、市場、レストランをめぐる旅をしている。無類の食いしんぼうで、通いつめる台湾では1日8食？！ そのおススメが１冊の本になりました。「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」（ぴあ）おいしいだけじゃない台湾、とくに台北の魅力がたっぷりです。
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