Blog大草直子の毎日AMARC
週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
StayHomeより、EnjoyHomeがいいのかな。いつもはあっというまに過ぎてしまう短い旬の味をお料理したいという方もいらっしゃるかも?と思い、たけのこのゆで方、そして変わりたけのこごはんをご紹介します。
たけのこも5月20日ごろまで。最後のたけのこを、こちらも今が旬のトマトと一緒に炊きます。トマトはグルタミン酸が多いのでだし昆布代わりと思ってください。
さっぱりとした、ちょっとモダンなたけのこごはんです。
【材料(4人分)】
・ゆでたたけのこ(ごはんには硬めの下の方でもおいしくできます)200g
・トマト 大1個
・米 3合分
【調味料ほか】
・氷 1個 ※入れるとおいしく炊けます
・塩 小さじ2
・白ワイン(なければ日本酒) 大さじ2
【レシピ】
1. 米は普通に研ぎ、炊飯器に入れて、2合目まで水を入れる。
※米は3合ぶんですが、トマトが入るので、ぐっと少なく。
2. 茹でたたけのこは1センチ角に切り、1にいれる。トマトはヘタをとって、上下(天地)に十文字に切り込みを入れ米の真ん中におく。塩、酒、氷を加えて、普通に炊く。
※炊きあがったら、トマトの皮をするっととり、全体をざっくり混ぜてください。旨味は加味されますが、そこまでトマト味にはなりません。
◆たけのこのゆで方
タケノコは、先端から緑の芽が出ていないもの、全体の産毛がやわらかく輝いているもの、下にある小さな突起が濃い小豆色、赤いもの、そして色白な子を選びましょう。
1.穂先を包丁で落とし、外側の皮を4、5枚むきます。
2.1を鍋に入れ、米のとぎ汁(最初に洗った時の汁、白濁している)を完全にかぶるまで入れて、キッチンペーパーをかぶせて(飛び出してきても乾かないように)、 1時間ゆでる。とぎ汁が足りなかったら水を足してください。
※湯が足りなくなったら足してください。
※火を止めたら、鍋に入れたままそのまま冷まします。冷めたら、取り出して、食べられるところまでさらに皮をむいて、きれいな水につけて冷蔵庫で保存します。2日くらいで食べきりましょう。
※ぬかや、鷹の爪があったら入れてください。でも、なくても大丈夫(私は入れないことの方が多いです)。ともかく、掘り出したら(買ってきたら)早くゆでてしまうのが何より大事です。
Naoko’s comment
りこさん、竹の子ごはん、新バージョンですね♡ 子供たちが和風炊き込みご飯を食べないので、トマト入れてみます! 和食だけではなく、イタリアンとかの締めでも良さそう。やってみよー♡
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たモダンなエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『きょうから、料理上手』など、著書多数。3月と4月は毎週土曜日の「キューピー3分クッキング」を担当・出演中です。また、すきあらば旅!で、通いつめる台湾への愛が高じて1冊の本になりました。「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)おいしい!はもちろん、台湾の歴史やおすすめの本などもあり。あたらしいガイド本です。
Instagram @yamawakiriko