インスタライブで、トークショウで。SNSで。本当によくもらうのが「大草さんがよく着ているバックオープンの服に下着はどうしていますか?」というご質問。デザインによってはつけないことも多いのですが(笑)、それじゃあ、答えになっていないよね、と、今回ブログ内で特集を組んでみました。2回まではいつも通りオープンでご覧になれますが、3回目はクローズドの「スピンオフ」になっています。プレミアム会員限定なので、これを機にぜひ(笑)。(もっと際どいカットが、とかいうことではなく(笑)、撮影後に見つけて自腹買いしたものとか、その他いろいろをご紹介しています)
さて! 1回目の今日は、ヌーディベージュのワンピースに合わせるべき1枚。とろみがあり、肌になじむ優しいピンクベージュのワンピース。身体とワンピースの間に絶妙なゆとりはあるのですが、上半身はややコンパクト。合わせるべきは
・ノーレース
・ワイヤーなし
・細いストラップ
・キャミソールタイプ
・クリーム色やモカカラー

右:キャミソール¥9,500/スープレルース(メイデン・カンパニー)
まず、柔らかな素材の時は、ブラジャーのレースがあたると途端に野暮ったくなるので注意しましょう。ワイヤーは胸を硬く見せ、自然な色っぽさを奪うのでNG。太めのストラップは、大人の柔らかな肌に嫌な段差を作るから細いストラップがマスト。キャミソールタイプなら、おなか周りまで下着との境界線なく、服の上からもわかるなめらかな輪郭を作ってくれるのでパーフェクトです。こういった繊細なワンピースに限らず、Tシャツ、カシミヤの薄手ニット、もしくはシャツなどにも応用できます。ホールド力のない、ある意味「自由なバスト」でこういう服は着たいものです。
そして、もう1パターン。ビッグシルエットのシャツやカフタン。着ていて肩はずれてくるし、もし、かがもうものなら、おへそまで丸見え――なんてことになりそうな。けれど、リラクシングな印象で私も大好きな、こんなトップスには何を合わせたら良い?
・ストラップにストレッチが効いている
・長さを調整する金具がついていない
・カップ内蔵式キャミソール
・ストラップが黒やブラウン
・デコルテのくりが深いタイプ


先ほどのキャミソールももちろんOKなのですが、こうしたタイプのトップスであれば、もう少しホールド力のある、カップ内蔵式のキャミソールがオススメ。胸のくりが深いので、前が開いたカフタンや、シャツのボタンを3つまで開けたって、下着がのぞかない。そしてもし、仕草によってインナーが見えたとしても、少しスポーティ、少しセクシーで塩梅が良いんです! 私はこのタイプは、長いフライトの時、そして透けるシルクのブラウス、ざっくり編んだニット、きゃしゃなタンクトップなどにも合わせています。
と、夏服と下着問題いかがでしたでしょうか? ここまでの答えでもわかるように、下着をその日の着こなしと捉えるなら、バストを大きく見せたり、位置を高くしたり。締め付けたりしないほうが、服はきれいに見える、ということ。下着は服と同じくらい、コーディネートに与える影響の大きいアイテム、という意識で選びたいですね。
明日、明後日と続けて公開します。明日はウエスト辺りまで開いたバックオープンのワンピースに合わせる1枚など――。ぜひご覧くださいね♡
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