Blog 大草直子の毎日AMARC

夏服と下着問題。 背中が開いたワンピースには?【Vol.2】

昨日アップした夏服と下着のコーディネート、いかがでしたでしょうか? 今日は、背中が大きく開いたワンピースに何を合わせるか――問題に切り込んでみたいと思います。前記事にも書きましたが、正直、特に何もつけずに着てしまうこともあるのですが。結構最近見かけますよね、バックオープンのデザイン。何をつければ良いでしょうか?

ワンピース¥45,000ブラトップ¥7,800/THIRD MAGAZINE×mikomori(THIRD MAGAZINE)

例えば、ドットのこのワンピース。フロントから見るとクラシカルな印象もあるのに、後ろに回って見てみると、か、な、り、くりが深い! もちろんキャミソールを着ても良いのですが、せっかくのディテール、私の場合は、真夏、夜出かけるとき、リゾート先でのドレスアップにはできるだけ素肌を生かして着たいな♡ オススメは、ワンピースと同じブランドのデザインブラ。さすがビーチウェアブランド、mikomoriとのコラボレーション。前からと後ろから、の印象が大きく違うから面白い! まとめると

・フックがない

・長さを調整するための金具がないもしくは目立たない

・スポーティなイメージ

・柔らかなパッド

・コットンなどナチュラルな素材感

左〈大草着用〉:ブラトップ¥7,800/THIRD MAGAZINE×mikomori(THIRD MAGAZINE)
右:ブラトップ¥7,200/スキンアウェア(スキンアウェア 東京ミッドタウン日比谷)

フックや長さを調整するための金具があると、下着然としてしまうので、あくまでも「コーディネートを構成する1つのアイテム」として、着けるほうも周りの人もドライなイメージのものを選びたいですね。もしどうしても気に入ったものがなければ、ビキニトップを代用しても。ただ、水着は素材によっては、結構暑いので気を付けて(笑)。着ている本人が、恥ずかしがらずに堂々といることが大切です!

ニットワンピース¥30,000/ガリャルダガランテ(ガリャルダガランテ 表参道店) ブラトップ¥7,800/CASA FLINE(CASA FLINE 表参道本店)

そしてもう1着。2WAYのニットワンピース。スナップボタンをいくつ開けるかで、「開きをコントロール」できます。ストラップはほとんど見えないから、背中を水平に走る「バンド部分」が大事。少しゆるっと着たいな、着たときのシルエットをラフにしたいな、というときはボタンを多めに外して。そんなときにきれいに収まるのが、次のような1枚。

・薄めのパッドかノーパッド

・バンド部分が太目、ノーフック

・ベーシックカラー

・平らなストラップ

・ワイヤーなし

  • 〈大草着用〉ブラトップ¥7,800/CASA FLINE(CASA FLINE 表参道店)
  • ブラトップ¥9,800/スープレルース(メイデン・カンパニー)
  • バンド部分が太目、そしてフックのないものを選ぶことで、スポーティな後ろ姿に。

ニットなど、下着のあたりが出やすい服は、ノーワイヤー、しかもパッドが薄いものを選んで、リラックスした雰囲気をなくさないように――。そしてバンド部分が太目のものにすることで、少し柔らかい背中に「段差を作らず」にすみます。できるだけスポーティな後姿を作ることが大事です。

※本ページに掲載している価格はすべて税別になります。

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