Blog大草直子の毎日AMARC
5月24日(日)に@naokookusaのアカウントで実施したインスタライブでは、事前にお寄せいただいたご質問に、大草直子がディレクションをしている、髙島屋の「SEASON STYLE LAB(シーズンスタイルラボ)」のアイテムでお答えさせていただきました。たくさんの反響をいただきましたので、質問とその答えを、改めてご紹介します。
Q.会社へ来ていくカジュアルな服のおすすめを教えてください
A.イージーケアのセットアップがおすすめ!
大草のイチオシは、艶やかなとろみのある素材のバイカラーのシャツと、同素材のスカートのセットアップ。自宅で手洗いができるので、これから訪れる汗ばむ時期にもぴったりです。
マニッシュな印象が強いブラウスは、デニムと合わせてカジュアルダウンしたり、とろみのある女っぽい素材や、ざっくりとしたリネンのパンツという、女性像が相反するものを組み合わせるのも、おすすめなのだとか。コーディネートの中にあるギャップにより、個性や際立つスタイルが生まれるのだそう。ぜひトライしてみてくださいね。
Q.ベーシックなスタイルを素敵に見せるポイントを教えてください
A.ベーシックなアイテムをそのまま着る、のでなく、ディテールのあしらいや着こなし方に工夫を
シンプルでエフォートレスでベーシック、というのは実はとても難しいもの。ただ、ディテールのあしらいや着こなし方で、実は自分の中身を一番出せるものでもあると大草は感じているとか。大草の中でベーシックなシャツ、といえばナポリのメーカー「フィナモレ」のシャツ。このフィナモレのシャツとリネンのワイドパンツという、”リネン100%同士”のコーディネートは、大草にとって数少ない永遠の組み合わせなのだそう。
シャツを着用する時には、できるだけ真面目に着ずに、自分の味を加えていくことが大切、と大草。例えば、襟を1回立てて潰すことで、女性の首にきれいに沿わせることができたり、首元に凹凸が生まれることで、デコルテをきれいに見せることができます。また、第3ボタンまで開けると、男気のあるマダムのような雰囲気に。袖も、ボタンを開けたり、閉めたり、肘までまくったりすることで、印象は大きく変わります。TPOや自分の理想とする女性像、体型、好みに合わせて、着こなしを工夫してみてくださいね。
Q.雨の日のおしゃれ。工夫していることはありますか?
A.ボトムスは7部丈〜8部丈。足元はビーチサンダルかエナメルシューズで
まず、ボトムスはパンツでもスカートでも、フルレングスのものは避け、7部丈や8部丈、ミモレ丈のものを選んでいる、と大草。足元は、ラフなシーンの時にはビーチサンダルを。それ以外の時には、エナメルやパテントのシューズを選んだり、防水スプレーを使っている、とのことでした。
ボトムスでおすすめなのが、upper hights×SEASON STYLE LABのデニム。丈が8部丈である、ということと、裾の後ろ側にはスリットが入っているので、足首の細いところが見え、スタイルアップも叶います。
Q.腰骨が狭くてロングスカートが似合いません
A.ウエストに細かいギャザーが入っているものを選んで
腰骨が張っている、腰骨が狭い、その両方の悩みを解決してくれるのが、ウエストに細かいギャザーが入ったこんなスカートなのだそう。ナローなスカートは腰骨が張っていると、張りが目立ってしまいます。細かいギャザーが寄っているものであれば、張りも気にならなくなり、腰骨の狭さもカモフラージュしてくれるのだとか。ロゴTシャツと合わせてカジュアルに着こなすのもおすすめ。
Q.沖縄での身内の結婚式。今の時期におすすめのワンピースを教えてください
A.黒は選ばず、華やかなワンピースを
結婚式に出席する際は、どういう場面(場所・集まる人・時間帯など)で、どういう気持ちを表したいのか、を起点に着ていく服を考える、とのこと。身内の場合は、「おめでとう」という意味に加え、「私の家族をお祝いしていただき、嬉しく、ありがたい」という気持ちを込めたいので、大草は黒を選ばないようにしているのだとか。
それを踏まえたうえで、インスタライブでおすすめしていたのが、沖縄への愛とリスペクトを込めたプリントのワンピース。その理由は、まず、沖縄の様に、美しくて豊かで、自然な色をたくさん詰め込んだプリント生地であること。そして、軽やかさもある素材なので、動いた時に揺れる裾が華やかだから。さらに、適度な透け感もあり、至近距離で見ても遠く離れて見ても、美しいからとの説明も。
インスタライブ内でご紹介したプリントのワンピースは現在完売となってしまったようですが、鮮やかなフューシャピンクが目を惹く、こんなワンピースもおすすめ、とのこと。シャリ感、ドライ感のある素材なので、夏は着ていてとても楽。プリーツ加工になっているので、小さく畳んでもシワにならず、旅行の際の持ち運びにも便利です。
Q. 体型の整え方を教えてください
A.コンプレックスを生かしつつ、自分を包むパッケージをどういうものにしたいか、を考えて
その人その人の体型(肩幅、バスト、ウエスト、ヒップ)はその人の宝物(神様からのギフト)なので、無理に痩せたり、誰かに近づける必要はないと思う、と大草。コンプレックスを生かすことで、自分らしさを作ったり、自分のことを好きになったり、 好きな女性像に近づけるのだとか。
ただ、体型は自分の内面、個性、 女性像を包むパッケージでもあるので、そのパッケージをどういう形にするか、ということは意思を持って決めた方が良い、とも解説。大草の場合は、肩幅が狭い、体が薄いというコンプレックスを生かして、デコルテを出したり、髪を結んで横顔を見せたり、首の筋を目立たせることを意識しているのだそう。
大草がデコルテをきれいに見せるために行っているのが、BARAKAの「ジョルダニアン デッドシーマッサージウォーター」を使ったマッサージ。このマッサージウォーターを使用したマッサージは、AMARCでもご紹介しておりますので、ぜひご覧くださいね。(※プレミアム会員限定)
以上、いただいたご質問と、そのアンサーをご紹介しました。オンラインストアではお取り扱いのないものや完売しているものでも、店舗に在庫がある場合は、代引きで発送の対応を行なっているそうなので、気になった方は、本ページの下段にある店舗までお問い合わせください。
いろいろな意味で大変な春、そして初夏でしたが、この期間を過ごして、おしゃれはマナーや個性、伝えたいことをプレゼンテーションするものという「他人軸」から、肌への優しさやイージーケア、自分の気持ちが上がると言った「自分軸」でいることが大事な要素となりました。元の環境に戻るのには時間がかかるかもしれませんが、自分の気持ちをあげるものや、前向きになるもの、もっと自分を好きになるツールとして、おしゃれがそこにあれば嬉しいと思います。ぜひ、自分なりのおしゃれを楽しんでくださいね。
大草直子がディレクションを務める、髙島屋のブランド。年齢や体型の変化、キャリアの変化によって、何を着たら良いか分からない、「おしゃれのトンネル」に入った感覚を知っている大人世代の女性たちに向け、“自分が主役になれる服”をコンセプトに展開しています。
〈店舗情報〉
日本橋店本館4F 03-3211-4111(代表)
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柏店本館4F 04-7144-1111(代表)
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※現在、シーズンスタイルラボは、感染防止対策を徹底し、7店舗全てで営業を再開しております。営業時間は店舗によって異なりますので、各店舗へお問合せください。