週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
ひじきは、植物繊維ではかなり知られていますが、鉄やカルシウムもたっぷり含まれています。そう女性の強い味方。夏は気づかないうちに栄養バランスが崩れていたりします。意識してとりたいところ。
たんぱく質と一緒に食べると吸収が高まるので、大豆と組み合わせて食べやすいカレーにしました。え?と驚かれそうですが、これ、私が20年来つくっている大好物なのです。みなさんにも、ぜひ味わってほしいなー。
ひじきと大豆のカレー
【材料( 作りやすい分量、2,3人分)】
・ひじき(乾燥、あれば、芽ひじき) 10g ※8~10倍になります。
・ゆで大豆 200g
・玉ねぎ 半個
【調味料ほか】
オイル 小さじ2
酢 小さじ2
*塩 小さじ1/2
*醤油 小さじ1
*みりん 大さじ2(なければ酒で)
カレー粉 大さじ1
【レシピ】
1. ひじきはたっぷりの水につけて30分戻し、洗って水けを切る。玉ねぎはくし形の薄切りにする。ゆで大豆はさっと洗って水けを切る。
2. 鍋にオイルを引き、ひじきと大豆と酢を入れて中火で3分ほど炒める(うま味が入り、独特の磯くささがとれます)。玉ねぎと、*を加え、蓋をして5分ほど蒸し煮する。カレー粉を加えて全体に絡めるように炒める。
※ひじきには、芽ひじきと、長ひじきがあります。芽ひじきはひじきの葉の部分で、長ひじきは茎の部分。前者は柔らかく小さめ、後者は歯ごたえがあり、大きい。長ひじきで大き目の場合、半分くらいに切って使ってください。
Naoko’s comment
り、りこさーん。我が家に作り過ぎたひじきがあります!子供たちにも食べさせたいのですが、飽きたのか、なかなかに箸が伸びない(笑)。今夜作ります! ありがとうございます。
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。旅好きで、最近は特に台湾ラブで、この6月には新刊「台湾オニギリ」(主婦の友社)を刊行。台湾の“ごはんもの”レシピがずらっと並び、お子さんと作れる“新しいオニギリ”が楽しい本。台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)と合わせてお楽しみください。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
Instagram @yamawakiriko