Blog大草直子の毎日AMARC
週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
8月になりました。
雨が降り続いた7月。私のふるさと、九州も各地で大きな被害をうけました。被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。そして再びコロナの感染拡大、先が見えない日々で、不安です。そこで今週は、STAYHOMEな中で、みんなが笑顔になる旬のフルーツを使ったスイーツを、ご紹介します。
もちろん3ステップ、大さじだけで計れるレシピです。 主役は桃。今週あたりから、旬の真ん中です。クイーンの風格の白桃もお中元シーズンが終わるとお求めやすくなってくるので、ちょっと贅沢に、カスタードプリンのような焼き菓子、クラフティにします。冷たーくして食べるのがおすすめです。
【材料】
・白桃 1個 (プラム、2個でもOK)
・卵 2個
・牛乳 200cc
【調味料ほか】
・砂糖 大さじ4(キビ砂糖の場合は少し多めに)
・小麦粉 大さじ1
・ラム酒 大さじ1
【レシピ】
1.ボウルに、卵と砂糖大さじ1を入れてよく溶きほぐす(泡立てなくてよい)。牛乳を加えてさらに混ぜる。小麦粉を茶こしなどで振るいながら2,3回に分けて加え、まぜあわせる。ラム酒を加え、耐熱皿に流し込む。
2.オーブンを180度に予熱する。桃は皮をむいて、くし形に12等分する。1に並べていれる。
3. オーブンに入れて、20分焼く。表面に残りの砂糖をふりかけ、さらに10分焼く。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
※ 熱々にバニラアイスをそえても。でも私は、冷たいのが好き……です。
Naoko’s comment
りこさん、またナイスタイミングです。取材で訪れた岡山のデニム工場の方から、美味しい桃を頂きました。作ってみようかな♡ 無理しないと手に入らない食材ではなく、簡単にゲットできて簡単に作れて。もちろん美味しい! レシピをいつもありがとうございます。りこさんの冒頭のメッセージにもありましたが。自然災害、ウィルス。この困難な時期を、なんとか乗り越えて、心安らかに過ごせる日が来るよう、みんなで力を合わせたいですね。
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。旅好きで、最近は特に台湾ラブで、この6月には新刊「台湾オニギリ」(主婦の友社)を刊行。台湾の“ごはんもの”レシピがずらっと並び、お子さんと作れる“新しいオニギリ”が楽しい本。台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)と合わせてお楽しみください。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
Instagram @yamawakiriko