週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
暑くなってくると、毎日麺?
いいと思います。バランスのよい具をのっけて、1皿で満足の麺にしましょう
今日から3回、うちのヒットごちそう麺をご紹介します。
茄子は、長めのものほど、身がやわらかく、加熱したとき、とろとろになります。ビタミンCたっぷりの緑黄色界のプリンス、ピーマンと合わせて。野菜だけですが、食べ応えがあって、華やかな麺に。
茄子とピーマンのピリ辛こくうまうどん
【材料(2人分)】
・茄子(長めのもの)1本
※短めの千両なすなら2本
・ピーマン 3個
・稲庭うどん(細めのうどんで、ゆでてあるものでもOK)160g
【調味料ほか】
・ごま油 大さじ3
・ラー油 (普通の具材が入っていないもの)小さじ2
・片栗粉 大さじ1
・塩 小さじ1/2
・醤油 大さじ1
・酢 大さじ1(お好みで増やしても)
【レシピ】
1.なすはヘタを取り、縞目に皮をむいて、2センチ角に切る。ピーマンもヘタと種をとり、2センチ角に切る。ポリ袋になす、ピーマン、片栗粉を入れて、シャカシャカふり、全体に薄く片栗粉をまぶす。
2.うどんは表示通りにゆで、冷たい水にさらしてもみ洗いする。1人分ずつ皿に盛る。
3.フライパンにごま油とラー油を入れて中火にかけ、油が熱くなってきたら、1を入れて、塩をふり、炒める。3,4分して、なすの角が取れ、ピーマンもつやっとしてきたら、醤油と酢を加えて、さらに1,2分炒め合わせ、冷たいうどんに、すべて余さずかける。
※ 仕上げに、すりごまや、青じそをのせて。
Naoko’s comment
豪華ー! 何が豪華って、見た目、色、かさ、味に、いろいろな要素が含まれていて♡ お腹も気持ちもいっぱいになりそうです。夏休み中で、常にお腹いっぱいの子供たちに、作ってあげよう。りこさん、夏バテはしなそうですが(笑)、くれぐれも熱中症にはお気をつけて!
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。旅好きで、最近は特に台湾ラブで、この6月には新刊「台湾オニギリ」(主婦の友社)を刊行。台湾の“ごはんもの”レシピがずらっと並び、お子さんと作れる“新しいオニギリ”が楽しい本。台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)と合わせてお楽しみください。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
Instagram @yamawakiriko