Blog大草直子の毎日AMARC
ミモレの記事でもご紹介しましたが、髪を切りました。1回目にもあったように、10年前の雑誌のページで、「今と全く同じまとめ髪」をしている自分にびっくりして(笑)。そして、どういった気分の変化か、少しフェミニンなトップスやワンピースを着ることが多くなり、バランスを考えて――というのもあります。
担当ヘアスタイリストさんとの、さまざまなやり取りはミモレに詳しく載っていますが、この長さにしたのは、「アレンジが可能だから」というのもあったりして。え? ミディアムショートでアレンジ? と思われるかもしれませんが、髪は結ぶ、下ろす、まとめる――だけでなく、質感を変える、もアレンジの1つ。大人の髪は「起きてそのままでOK」ということはなく、服の素材を吟味するように、「着こなしを構成するアイテムの1つである髪の質感」を考えることもアレンジだと思っています。
私の場合、癖がかなり強いので、トップを長めに設定。こうするだけで、さらにアレンジの幅が広がります♡切り立てはこんな感じ。このウェーブは、ブローなし、コテなしです! 左右の癖を見て、アシンメトリーにしてくれているので、角度によってさまざまな印象が楽しめます。私も愛用中のジャンルーのヘアオイル(私物なもので、年季が入っていてすみません)をヘアドライ前に使い、自然な艶とまとまりを出すように。束感を出したいならワックスとオイルを併用、タイトに仕上げたいならオイル多め、ボリュームを抑えたいところにはワックスをなじませて――など、自由なヘアスタイリング剤使いが、ぱさぱさに傾いた大人のヘアには必須です。
まずはアレンジ1つ目。
ストレートアイロンを使って、少しストレート気味に。そして裾を自然にはねさせることで、大きな曲線が際立ち、少しモードなイメージになります。分け目をサイドに寄せると、マニッシュで凛とした印象が実現。ワックスを小指の爪くらい(笑)、そしてオイルを2プッシュ使用。
そしてアレンジ2つ目。
ワックスを人差し指の爪くらい(笑)、オイル3プッシュ弱を使い、少しウェット目に仕上げたヘアをハーフアップに。ハーフアップは、髪の内側が外に出てくるので、スタイリング剤を襟足から後頭部に向かって、髪の表面ではなく、ぐわっと指を入れて内側に塗布してね。毛先が遊び、毛流れが「乱れていた」ほうが可愛いので、くせ毛の人も、ランダムに巻いてから結びます。カジュアルに見せたい時には、こんな感じに。結び目の位置も大切なので、やり方は動画を見てください♡ この長さでも、結構いろいろアレンジが可能! また機会を見て、服とヘアのバランスもお見せしますね。
髪を短くすると、風通しが良くなり、頭が軽くなり、そして時短も叶い。シャンプーの量も減る(笑)。良いことづくめ!