週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
みなさまお元気でしょうか? どうしてもちょいちょい気持ちが落ち込んでしまう日々ですが、とにもかくにも、できるだけ「STAYHOME」しか、できることがない感じです。感染された方、ご家族の方、心からお見舞い申し上げます。
今の季節、おいしい野菜と言えばサツマイモ。
実は、今おいしさの旬を迎えているサツマイモって、去年の10月~11月に収穫されたものなのです。サツマイモは収穫してすぐより、2,3か月熟成させたほうが甘くなるので、収穫後はしばしじっと甘くなるのを待っています。
1月~2月は特に関東のさつまいもがおいしい。先端に、焼いてもいないのにお焦げみたいな蜜が出ている子を選んでください。
私は“芋・栗・南京”になびかない子供だったのですが、大人になってその多様な表情に魅せられるようになりました。この甘酸っぱくさっぱりしたサラダも、さつまいもの意外な1面が現れてるんじゃないかな、なんて、どうかな?
スイートポテトサラダ~レモンとキュウリをアクセントに
【材料(作りやすい分量 2,3人分)】
・さつまいも 1本 (400gほど)
・きゅうり 半本
【調味料ほか】
*レモン汁 半個分(大さじ2)
*塩 小さじ1/2
*オリーブオイル 小さじ2
【レシピ】
1.さつまいもは、洗って、皮ごとたっぷりの水とともに鍋に入れて、水からゆでる。菜箸が刺さるほど、完全に柔らかくなったら、人肌まで冷まして皮をむき、ボウルに入れてつぶす。(つぶしすぎないほうがおいしい)
2.きゅうりは縦に半分に切り、薄切りして、キッチンペーパーに包み、水気をしっかり切る。
3.1に*と2を加えてざっくりまぜあわせる。
※さつまいもは、蒸してもレンジでもOKです。
※味を見て塩を足してください。
Naoko’s comment
りこさん! 私、芋大好きです(笑)。さつまいもは、末っ子が特に好きなので、偏食気味な彼女にはベストレシピかも♡ りこさんも書かれているように、自分たちにできることを粛々とやるしかないですね。また家飲みだな(笑)!
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。旅好きで、最近は特に台湾ラブで、この10月には新刊『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)を刊行。台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)や、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)、と合わせてお楽しみください。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
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