週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
ぴっかぴかの金柑が店頭に並んでいます。そのまま食べても美味しいのですが、私はよくお料理に使います。生で刻んでサラダに、さっとゆでて和え物に、輪切りにしてチーズトーストにのっけて焼いてもかわいくておいしい。
今回は、春っぽいビジュアルのお寿司に。このようにゆでておくと、お漬物に添えたり、和え物に足したり、なにかと便利ですよ。
明日の祝日の家族ごはんにどうでしょう?
金柑ときゅうりのかんたんお寿司
【材料(3,4人分】
・金柑 10個
・きゅうり 1本
・温かいごはん 2合分
【調味料ほか】
・塩 小1/2
・すし酢 大さじ4
【レシピ】
1.金柑はなり口(おへそ)を切り取って鍋に入れ、ひたひたの水を入れて蓋をして中火にかけ、沸いたらそのまま冷ます。種を取り除きながら、ザクザク3,4切れに刻む。
2.きゅうりは小口に薄切りし、塩を振ってもみこみ、5分おいて、水気をしっかり絞る。
3.温かいごはんに、すし酢を加えてさっくりまぜる。はじめ、びしゃっとするが、5,6分するとごはんがすし酢を吸ってつやっとする。そこへ、1と2を混ぜる。
※すし酢は市販のものでOKですが、自分でも作れます。米酢1カップに塩20g、砂糖100gを混ぜ合わせてください。溶けにくい場合は少し時間をおいて混ぜてみて(温めると酸味が飛ぶので、そのまま混ぜるのがおススメ)。
Naoko’s comment
金柑! 頂いても使いきれず、ずっと見つめていました。なるほど、サラダにもお寿司にもか。料理って本当にクリエイティブ、そう思います。やってみるー。ごはん、すし酢でビシャってなっても、待ってみる(笑)♡
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。旅好きで、最近は特に台湾ラブで、この10月には新刊『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)を刊行。台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)や、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)、と合わせてお楽しみください。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
Instagram @yamawakiriko
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