デニム／アッパーハイツ
サンダル／ジャンヴィトロッシ
先日インスタグラムにデニムの投稿をしたら、驚くほどたくさんのコメントやDMを頂きました。デニム、みんな難しい、と思っている。なかなか「MY DENIM」が見つからない、と思っているのだなあ、と感じ入りました。私も30代をデニムと共に駆け抜け、そうして40代初めに「あれ？なんか似合わなくなった」と思ってから、少しお休みをし。40代半ばでまた仲良しになりました。
「大人に似合うデニムはなんですか？」とよく聞かれます。
まず前提は、デニムがどうしても似合わない――と思ったら、少しお休みするのも手です。女性の体型は水のように変化します。ちょうど変化のただなかにいるときは、なかなか着こなしもステイブルにはなりません。
デニムは永遠に好き。「似合う」を引き寄せたい、という方は、「運動」をしましょう。痩せる、サイズダウンする、ということとは違います。体型を安定させ、そして自分で把握することが大切です。デニムが似合わなくなる理由の１つは、ヒップが下がること。ウエストとヒップのメリハリが失われ、ヒップとヒップ下の境目が消失します。まずはこれを解消するのです。
デニム／レッドカード
バッグ／エルメス
パンプス／ネブローニ
もちろん、身体が重い、というストレスがあれば、それをなくすべき。輪郭が丸くなってきて居心地が悪い、というのであれば、角をシャープに削りましょう。歩く、走る、ジムへ行く、ヨガやピラティスをする――「好きなこと」を選ぶのです。
私が自分の経験からいうと、似合わなくなる一歩は、スタイリングやデニムの選び方、というよりも、体型の変化を把握していない、もしくは認めていないことからくることが多い！少し耳が痛いかもしれませんが、「自分のシルエットを360度把握する」ということは、「デニムが似合う」を引き寄せるためには必要なこと。30代後半くらいから、代謝は一気に落ちます。それが40代になると、明らかに身体のラインに響く。気づいたら始めましょう。子供が小さくて、介護があって、仕事が忙しくて――家でできることはたくさんあります。もし１つだけ、なら、私はプランクをオススメします。これを、毎晩20秒×３セットを。そして、できるだけ歩くようにし、階段を使う。「身体が、胃が重い」と感じたら、食事を見直し、スープを多めに飲むようにする。
そう、デニムを見つめ直すことは、自分を見つめ直すことなのです。
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