
私涙もろいのですが、ここ数か月あまり泣いていなかったなあ、と先日気づきました。生命保険やガス会社のCMはもうだめ。もちろんはまじの本を電車の中で読んで、前に座った若者に心配そうに見られるくらい号泣。折々泣いてはいるのですが、最近は、仕事に子供たちのことにあまりに忙しくて日々のことにいっぱいいっぱい。だから、「あえて見ないように」。ということは、「泣く機会」がなかったということ。
だから、ということではないのですが。久しぶりに漫画を読み始めました。やっぱり私は電子版ではなく紙派。自分の好きな場所で時間で。ドキドキしながらページをめくることの楽しさよ。大好きな槇村さとる先生の「DO DA Dancin」。リコメンドしてくれたのは、なんとZ世代の日南子。日南子は漫画が大好きで、さまざまなジャンルを読破。自室にも漫画の書棚が。何か迷っている風の長男に「これ読みなよ」と漫画を差し出したりしています。私が泣きたがっている、と思ったのかな(笑)。「ママ絶対好きだよ」と。
大好きだった~~~~~~!
夢に向かって一生懸命な主人公(バレリーナね)。さまざまな困難が待ち受ける。恋も芽生える。最後は夢を勝ち取る。
少女漫画の王道。王道中の王道。バレリーナやスケーターを描く名手、槇村先生の主人公は、まるで骨や筋肉が透けて見えるようで。「夢をあきらめないこと」や「努力を止めないこと」はもちろん、「身体を美しく動かすこと」に深く気持ちを寄せることができました。そして泣きました(笑)。
花粉は飛んでいるし、いろいろ我慢を続けているし。空気は乾燥しているし。
泣きましょう(笑)。
心を揺すり、小さく動かし。長く自分の中にステイする悲しさや辛さ、思い通りにいかない憤り、寂しさを洗い流そう。その後には、清々しい、そして温かな気持ちが流れ込んできます♡