週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
3月は旅立ちの季節。お祝いの機会も多いかと思います。今年はSTAYHOMEで、なにを作ろうかな、と悩む方も?
そこで、今回から3回にわたって、家族で囲むテーブルにぴったりなごちそう3×3をご紹介します。(3×3本の中でも、すべて3×3で作った料理のHOLIDAYテーブルをご紹介しています。ささっと作って、自分も早々と席に着いて一緒に食べましょう。)
卵を焼いた後のフライパンで1分でつくるあんかけのあん。覚えておくといろいろ応用できます。あんをかけるといつものおかずが変身しますから、うどん、ゆでた野菜、チャーハンなどなど、変身させてみて下さい。
エビ玉トマトあんかけ、天津風
【材料(4人分】
・むきエビ 150g(冷凍でもOK)
・トマト 1個
・卵 4個
【調味料ほか】
・卵液用:水 大さじ2
・下処理用(分量、だいたいで):片栗粉 大さじ1、塩 大さじ1/2
・植物油 大さじ1
*醤油 大さじ2
*みりん 大さじ1
*酢 大さじ2
*片栗粉 大さじ2
*水 150ml
【レシピ】
1. エビは背ワタがあったらとり、2cm長さに切る。洗って水けをきり、下処理用の片栗粉と塩をもみこんで(汚れと臭みがとれる)、よく洗う。卵4個と水を合わせてよく溶く。
2.トマトはすりおろす(自然と皮だけ残る)。コップなどに入れ、*を加えてよく混ぜる。
3.フライパンに植物油を引いて中火にかけ、熱くなったらエビを入れて炒める。エビに5割方火が入ったら、卵液を入れて大きく混ぜながら、スクランブルにする。卵に8割方火が入ったら、皿に盛る。空いた熱々のフライパンにじゃっーっと2をいれる。数秒であんになるので卵にたっぷりかける。
※しっかり準備しておいて、3は一気に仕上げましょう。
Naoko’s comment
りこさーん! これ、好き好き♡作るよー。海老以外でも応用できそうだし、実家の両親が来る週末にもパーフェクト。夫は、これをトルティーヤで包むかも!
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
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