週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
旬のズッキーニ、どう食べていますか?
かぼちゃの一種なので、かぼちゃのように甘辛く煮てもおいしいですよね。また小口に切って塩もみしたり、縦に切ってグリルしたり、うす切りして塩水にさらしてサラダにも。生でも食べられますが、キュウリとはちがい、独特なアクというかぬめりがあるので、ひと手間かけるとよりおいしくなります。
今日は、さっと炒めて和える、さっぱりとしたおかずをご紹介します。白ワインにも冷酒にもビールにも合います。きんと冷やして食べるのがおすすめです。
ズッキーニとシラスの炒め和え
【材料(2,3人分)】
・ズッキーニ 1本
・しらす 50g
・みょうが 2本
【調味料ほか】
・塩 ふたつまみ
*醤油 大さじ1
*酢 大さじ2
*砂糖 小さじ1
・ごま油 大さじ1(なければいつも使っている油で)
【レシピ】
1. ボウルに、*の材料を入れてまぜる。みょうがを粗いみじん切りにして加える。
2. ズッキーニは縞目に皮をむき、薄めの乱切りにする。フライパンに半量の油をひき、中火にかけ、ズッキーニと塩を入れてさっと炒め、熱いうちに1に入れる。(鮮やかな緑になり、表面にさっと火がはいればよい)
3. シラスにさっと熱湯をかけ臭みをとる。2のフライパンに残りの油を足して中火にかけ、熱くなったらシラスを入れてパリッとするまで炒めて1に加える。全体をざっくりまぜる。
※人肌まで冷めたら、冷蔵庫で冷やしたほうがおいしいです。翌日もおいしく、冷蔵庫で3日保存可能です。
Naoko’s comment
いやあ、美味しそう。お風呂あがりにビールと、でも良さそうですね。湿度が高く、さらに暑い夏にもぴったり。少し辛さをプラスして、ごはんにのせても◎!
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
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