Everyday happy大草直子の毎日AMARC

2021.09.10

書くこと、伝えること。 モンブランの万年筆で

久しぶりに万年筆で手紙を書きました。深いネイビーというべきか、浅い黒というべきか。インクは紙の上をすべり、そして、少し沈みます。やはりボールペンとは違う、良い意味での重さやニュアンスが好きです。

この万年筆はマイスターシュテュック ドゥエ ジオメトリーのもの。ドイツのブランドで、私が使っているのは、マイスターシュテュック149。華やかな素材使い、知性を感じる色合わせ、少し官能的なラインが、なんて美しいのでしょうか。

使い方を見ながらインクを入れてみましたが、超不器用な私にもできました(笑)。

実際書いてみると、全く引っかかりがなく、滑らかな筆運び。滲みもなく、これが、名品たる所以ね、と納得してしまいました。ラインやメールが中心、ファックスも消え去った今、なかなか「書く」という楽しみをなかなか味わえずにいますが、この1本で、また書くことが復活しそうです。

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