週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。

じゃがいもとにんじん。いつでも家にある、キープ食材としても万能なおなじみのふたつを組合わせて、ちょっといつもと違うおかずにしてみませんか。
合わせたのはサルサヴェルデ。刻んだグリーンのハーブと塩、オリーブオイルをまぜるだけの簡単なソースです。
ハーブは、イタリアンパセリ以外にも、パセリやミント、パクチーや三つ葉でも。バジルにしたらジェノベーゼ風になります。
塩ゆでしてからめるだけですから、カリフラワーやカブでも同じように作れます。
茹でる時、だし昆布があったら1枚入れてあげると、旨みがぐっと増しますよ。
じゃがいもとにんじんのサルサヴェルデ
【材料(作りやすい分量)】
・じゃがいも 2個
・人参1本
・イタリアンパセリ 15g
【調味料ほか】
・塩A 小さじ1
・塩B 小さじ1/2
・オリーブオイル 大さじ3
【レシピ】
1.じゃがいもと人参は、皮を剥く。人参は半分に切る。鍋に入れ、ひたひたまで水を入れ、塩Aをいれて、蓋をして中火にかける。人参に菜箸がすっとさせるくらいまで、茹でる。
※だし昆布があったら1枚、水と一緒に入れてください。
2.イタリアンパセリは、ザクザクとみじん切りにする。ムラがある、大雑破な切り方がよい。ボウルに入れ、塩Bとオリーブオイルを入れ混ぜる。
3.1を熱いうちに、2に入れ、じゃがいもを半分に割りながら、ざっくり混ぜる。
※たべるときに、お好みで、胡椒やマスタードを。
Naoko’s comment
しゃれた、野菜メニュー!! 美味しそう♡ キリッと冷えた白ワインと合いそう。いつも根菜はスープにしてしまうのですが、こんな感じで頂けたら良いですよね。
Profile

山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
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