週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、３つ以内の食材、３つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
水分が少ないギリシャヨーグルトを使って、大人っぽいティラミスを。そのままでも美味しいのですが、少し凍らせて半解凍のような状態のアイスケーキにするのがおすすめ。もし残ったらそのまま冷凍して、食べる時に半解凍してください。残っても困らない材料だけなので、器に合わせてつくりながら分量を加減してくださいね。
おなじみのティラミスには、「私をチア―アップさせて、元気づけて！」という意味があります。ちょっとお疲れのとき、元気出していこう自分！ってことで熱いコーヒーとぜひ。
今回はホリデーシーズンっぽく、イチゴとアラザンを飾りました。飾りはなにもなくてもおいしいし、クルミやカシュナッツをそえても。甘さ控えめなので、大人のクリスマス、長い夜のインターバルにいかがでしょ？
ヨーグルトティラミスアイス
※写真は直径22cm幅14cmのオーバル型です。
※容器の大きさに合わせて、分量は加減してください。
【材料（3,4人分）】
・ギリシャヨーグルト 500g（100g入りなら5個）
・ビスケット 14枚 （今回は、森永製菓の「ムーンライト」を使いました。「マリー」などシンプルな甘みのあるビスケットならなんでもOK）
・エスプレッソコーヒー 100ml
※濃い目に入れたコーヒーでＯＫ
【調味料ほか】
・砂糖 大さじ１
・酒類（あれば、ラム酒、梅酒、ウイスキーなど）大さじ１
【レシピ】
１． 熱いコーヒーに砂糖と酒を加えてまぜる。
２． お好きな深さ４cm以上の器にビスケットの半量を並べる。 １の半量を全体にかける（写真１）。ビスケットが吸ったら、ヨーグルトの半量をのせてかぶせるように伸ばす。同じことをもう１段くりかえす（写真２）。
- 写真１： 器にビスケットの半量を並べ、１の半量を全体にかける
- 写真２：ビスケットが１を吸った後、ヨーグルトの半量をのせてかぶせるように伸ばして、同じことをもう１段くりかえす
３． 上部のヨーグルトをきれいにならし、ラップをして冷凍庫で１時間冷やす。
※そのままでもおいしいですが、いちご、バナナ、パイナップルなどお好みで添えると華やかになります。ココアパウダーをふりかけたり、ナッツをちらすのもおすすめです。
※アラザンは、製菓材料で小さな銀色の粒の糖衣菓子です。
※ギリシャヨーグルトと書いてあるものを使ってください。
Naoko’s comment
な、な、なんて、簡単で美しいティラミス！ 自分が甘党ではないため、手作りのお菓子からは程遠い我が家ですが、これなら♡ クリスマスと言わず、お休み中に作ってみよう！
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ～ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』（誠文堂新光社）や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」（ぴあ）、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」（主婦の友社）と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室＜リコズキッチン＞主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
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