10代の頃、一番好きなブランドは、もう絶対にラルフ ローレン(様々なラインがあるのは承知の上、あえて「ラルフ」と呼びますね)だった。もしかしたら20代も。私服だった高校の卒業式と大学の入学式(同じコーディネート)は、「ラルフ」のインポートのジャケットとパンツだったし(ライセンス展開のラインと、アメリカで展開して日本に入ってきたラインがあった)、就職して最初に配置された、ヴァンサンカン編集部の仕事初日もラルフのジャケットだった。
最近、久しぶりに行きました。新年あけて間もない休日、予定と予定の間が1時間空いてしまい、お茶を飲む気分でもなかったので、「ちょっくら覗こう」みたいな感覚でストップバイ。セールにもなっていた、カウチン風ガウンと太目のコンチョベルトを購入しました。どちらもON SALE! やったー♡ ガウンは、アメリカだとホリディシーズンに、パジャマの上やホームディナーで黒のドレスに羽織る感覚。ファミリー向けの映画や、最近ではアメリカのセレブリティのSNSでも見られますね。私は、ホリディが終わった今も着るつもりだし、デニムやフラノのパンツにも合わせる予定。この「I LOVE AMERICA」みたいな感じ(I LOVE USAではなく)、パワフルさ、好きだなあ!
そしてコンチョベルトも。そうそう、コンチョって、ネイティブアメリカンが作る装飾ボタンを指すんです。その歴史は17世紀までさかのぼるそうで、こうした、自国の独特の歴史や文化へのオマージュが隠れているのも、「ラルフ」が好きな理由です。
早速、毎日の着こなしに活用中。IVっぽいトラッドとはまた違う、今選ぶ「ラルフ」になっているのも、なんだかおもしろいですね。