週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
じゃがいもで作ることが多いポトフですが、里芋でつくるとちょっと目新しいおいしさです。里芋のもっちりした食感を楽しんでください。
その里芋。乾いた状態で剥くと扱いやすいです。私は買ってきたらまずきれいに泥を落として洗い、ざるにあげて乾かしておきます。
フランクフルトソーセージは、豚細切れなどでも、同じように作れます。しめじや椎茸を入れるのもオススメ。
里芋ポトフ
【材料(たっぷり2人分)】
・里芋 3個(200g)
・フランクフルトソーセージ 3本
・キャベツ 150グラム(1/3分個)
【調味料ほか】
*塩 小さじ1/2
*酒 大さじ2
*水 400ml
【レシピ】
1. 里芋は乾いた状態で皮をむく(滑りにくく手もかゆくなりにくい)。半分に切り、手で揉むように洗う。
2.キャベツはざっくり3、4つに切る(写真参照)。フランクフルトソーセージはそれぞれ斜めに3等分する。
3.キャベツを鍋の1番下にいれ、1とソーセージも入れて、*を入れ、蓋をして中火にかける。沸いたら少し火を弱め、15分から20分ほど、里芋が完全に柔らかくなるまで、蓋をして煮込む。お好みでゆずの皮を~。
※里芋を鍋の底にあたるような状態で入れると、焦げ付きやすいので気をつけてください。
Naoko’s comment
ポトフ! 偏食の末っ子も大好きなメニュー。作り置きができるのも、次の日味が豊かになるのも良い♡冬の楽しさはポトフ! と真剣に思っています。朝も夜も、良い。
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
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