週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、３つ以内の食材、３つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
香りも良く、皮までおいしい金柑。古くから、金橘（キンキツ）という生薬名で、咳やのどの痛みに効果的とされています。台湾や香港では、お正月ごろ(春節:今年は1月23日)に鉢植えが飾られる縁起物です。
私はお料理によく使っていて、今日は走りの新じゃがいもと合わせました。お味は塩だけ。器は70年ほど前の九谷焼です。
金柑とトマト、新じゃがいものサラダ
【材料（2人分、作りやすい分量）】
・じゃがいも 1個
・金柑 3個
・ミニトマト 4個
【調味料ほか】
・塩 小さじ1/4
・オリーブオイル 大さじ1
【レシピ】
１. じゃがいもは皮をむいて鍋に入れる。金柑はなり口(へた)をとり、同じ鍋に入れる。被るほどの水を入れ、中火にかけて、蓋をして、じゃがいもが柔らかくなるまで茹でる。
２．トマト、はヘタを取り、7mm角に切る。1が沸いたところで、金柑だけ取り出し、トマトと同じくらいに切る。種は切りながらとる。
３． ボウルに茹で上がったじゃがいもを水気を切っていれ、塩を加えて、ざっくりつぶし、2とオリーブオイルを加えて和える。
Naoko’s comment
器も素敵ですー♡ 最近、家族が海外にいることを良いことに、ほとんど料理をしなくなってしまったので、たまには丁寧に作ってみよう。なんか、色合いもきれい！
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ～ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』（誠文堂新光社）や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」（ぴあ）、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」（主婦の友社）と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室＜リコズキッチン＞主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
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