週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
まだ大寒の真っ只中。寒さが厳しい毎日ですね。身体が芯から温まる、スープのような煮物のような、そんな1品をご紹介します。
鶏のうまみ、キャベツの甘みを感じてください。
鶏つみれとキャベツの熱々スープ煮
【材料(2,3人分、作りやすい分量)】
・キャベツ 1/4個(200g)
*鶏ひき肉 150g
・生姜すりおろし 20g
【調味料ほか】
・酒 大さじ3
*味噌 小さじ1
*片栗粉 小さじ2
・水 400ml
・塩 小さじ1/4
【レシピ】
1. キャベツは一口大より少し大きくざく切りにし、鍋に入れる。生姜すりおろし、酒、水、塩を加えて、蓋をして中火にかけ、沸いたら、少し火を弱めて20分ほどキャベツがくたっと柔らかくなるまで煮る。
2.*を合わせてよく練る。1にスプーンで丸く成形しながら入れていく。再び蓋をして、肉種に火が通るまで10分ほど加熱する。器に盛り、好みで黒胡椒をふる。
Naoko’s comment
キャベツ! つくね! スープ! 三大好き、が入ってます。夜食べても朝頂いても良さそうです♡ 辛いペーストで味変できますね。パンを浸しても、ごはんを入れても美味しいやつだ。りこさんのレシピは、こういう妄想を許してくれるから好き。
Profile
山脇りこ
料理家。旬を大切にした昔ながらの家庭料理に、海外生活や旅で得たエッセンスを加えて、“作る楽しみ”とともに提案している。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。また、旅好きで、最近は特に台湾ラブ。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、台湾の歴史やおすすめの本なども紹介しているガイド本「食べて、笑って、歩いて好きになる、おとなのごほうび台湾」(ぴあ)、“新しいオニギリ”が楽しい「台湾オニギリ」(主婦の友社)と台湾に関する書籍も多数。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。テレビ、ラジオ、雑誌ほか、『いとしの自家製』『明日から、料理上手』など、著書多数。
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