
高校生の頃、当時池袋三越(今はないの、もう)2階(だった気がする)に入っていた、アニエスベーのショップに足しげく通っていました。ブランド創設者のアニエス・トゥルブレが、トレーナーの前をカットしてスナップボタンを付けたのが、この、ブランドのアイコニックなカーディガンプレッションですが、はい。スウェット素材でできた、その名品に憧れて憧れて。同じ高校に通う、好きだった先輩がデニムとコーディネートしていたのも、今でもクリアに覚えています。今年手に入れたのは、スウェード素材の1枚。ドライなベージュで、スウェット素材とはまた違うしなやかさとレザー特有のラグジュアリー感があって、花冷えのタイミングによく着ています。きっと、季節を超えて着続けたら、肌やボディラインになじんで、「自分の1枚」になるんだろうなあ、と楽しみにしています。
AMARCのコンテンツにも上がっていますが、ほかのコーディネートもご紹介しますね。

一番自分らしいのは、タンクトップにさらっと重ねて、デニムを合わせたスタイリング。足元は、ルブタンのヒールでも良いし、もっと気温が上がったらサンダルでも。あと、旅先でしたいのが、ノースリーブのワンピースとのスタイリング。ニットのカーディガン?Gジャン?と思うところですが、スウェードのカーディガンプレッションが、素材に立体感も生まれて良いじゃ~~~ん、と自画自賛♡

実は、先日大阪のイベントにいらしてくださった素敵なマダムも、黒のレザーのカーディガンプレッションを着ていらっしゃいました。ジャケットみたいなきちんとしたムードがありながら、もっとラフでさらっとしていて——1枚もっていると、アウター、トップスとして。あとは、インナーとコートをつなぐ、美しいシナプスの役割もしてくれるから、季節を問わず活用できます。
たくさん着て、色が少しずつ深くなっていくのも楽しみたいなあ、と思っています。
STYLING ITEM
カーディガンプレッション/アニエスベー
タンクトップ/ザラ
デニム/カレンソロジー
バッグ/ボッテガ・ヴェネタ
パンプス/クリスチャン・ルブタン