週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
先週に引き続き、ちょっと水っぽい今どきのトマトを賢く使うレシピです。
じっくり加熱して、ぜいたくなトマトと塩だけのトマトソースを作りましょう。このトマトソース、こちらの分量で、パスタやリゾットにした場合の2人分です。
今回はリゾットにします。トマト缶を使うのとはまた別の、フレッシュさが残る味わいを楽しんでみてください。
濃密トマトソース~リゾットに
【材料(パスタなどのトマトソースとして2人分)】
・トマト 2個(大150g)
・ミニトマト 10個
【調味料など】
*白ワイン 50ml
*塩 小さじ1/2
※冷ごはん1杯分(180gほど)、パルミジャーノレッジャーノ
【レシピ】
1. トマトはヘタをとり、十文字に切り込みを入れ、熱湯にさらしてから湯剥きし、2cm角にざく切りする。ミニトマトはヘタをとって半分に切る。
2. 1を鍋に入れ、*を加えて、蓋をして20分ほど中火にかける。ふつふつと沸いてきたら(トマトは煮くずれ、ミニトマトはまだ少し形が残っている状態)、蓋をはずして、最初の半量になるくらいまで煮詰める。
3. 弱火にし、2にごはんを入れ、さっくり混ぜながら加熱する。ごはんにトマトソースが染みて、全体が温まったら、器に盛り、パルミジャーノレッジャーノとバジルをのせる。
※こちらのリゾットのほか、パスタにも、トーストに塗ってもおいしいトマトソースです。
Naoko’s comment
これは、我が家のピッキーな末娘も好きそうです♡ 平日のランチにも良さそうだし、夜食でも。ブラックペッパー多めにすると、大人の味になりそうです。おいしそう! 作ってみたい。
Profile
山脇りこ
料理家。最新刊は「50歳からのごきげんひとり旅」(大和書房)。50歳からゆるりとはじめた、自分を満たすひとり旅について綴った初の書下ろし本。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。「きょうの料理」「あさイチ」(NHK)などのテレビ、ラジオ、新聞、雑誌で家にある調味料でできて作りやすく、気取りすぎない、食べあきない家庭料理を紹介している。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、『いとしの自家製』(ぴあ)、『明日から、料理上手』(小学館)、『1週間のつくりおき』(ぴあ)など著書多数。
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