Blog大草直子の毎日AMARC

【人生の地図】見えなくなっているもの / Things became invisible by Yoko.C.Okusa


当たり前のことに感謝できる心を持てると、この世の美しさをキャッチできる感性が研ぎ澄まされていきます。 みんなが見て、綺麗と思う美しさは作られたものが多いのだけど、本当に美しいものって、不完全だからこそ完璧だなーと思うのは、私だけでしょうか。

何かが他より秀でていると、注目を浴びたり、「すごい!」と思われるこの世の中。インターネットは、そういう人のイメージやストーリーで溢れかえっています。それを見続ける人の中には、自分の人生をその人たちのものと比べては、「なんて平凡でつまらないものなのだろう」と思う人もいるでしょう。

特に、ソーシャルメディアが全てのメインストリームになっている現代、人々の投稿するキラキラした人生がそこら中に散らばっていて「何かを成し遂げていないといけない」という焦りや、劣等感を生んでいます。

この傾向が、すでに持っている幸せを見えなくしてしまっているのです。もっともっとという欲求は限りがないので、決してあなたを満足させることはありません。その連鎖を止めるのはただ一つ。持っているものに感謝する心を養うことです。

感謝する心は、木の根っこのようなもの。美しい枝や葉、花と違って、表に出ることのないものですが、この根っこがしっかりしていないと、その美しい木は大きく成長できないどころか、途中でポッキリと折れてしまうかもしれない。

私は、毎日の瞑想中に感謝できることを考えます。そうすることで、不必要に湧き上がってくる、とめどない欲求を抑えることが出来る様になりました。




Profile

Yoko Concepcion Okusa

2011年からマウイ島、オアフ島でプエルトリコ系アメリカ人の夫と、男の子2人の子供たちと大自然に触れながら暮らす。AMARCを主宰する、大草直子の実妹。2020年にカリフォルニアに移り、今はサンディエゴ在住。2014年から、その人に必要な天然石やチャームをカスタマイズして作るお守りアクセサリー「4L(フォーエル)」を始める。今は4Lを展開しながら、クライアントとその人のハイヤースピリットと対話する「ハートを開くセッション」を開始。今後オンラインセミナーなども予定している。
Instagram:@4l_amulets_hawaii_