Blog大草直子の毎日AMARC

他人の怒りの鎖に つながれない! ためのTIPS

私、最近覚えた術がありまして。怒っている人の、怒りのエネルギーに取り込まれず、自分のコンディションを保つ方法(笑)。これ、あくまでたとえですよ。たとえ。例えば、些細な理由で怒り狂っている女子中学生が、家庭の中にいたとします。何度も言いますが、たとえです。今までの私なら、まず、その怒りの、大きくて強いエネルギーに取り込まれ、自分まで嫌な気持ちになっていました。彼女の怒りが、私由来のものでなくても、です。「学校でむかつくことがあった」「~~さんにいやがらせされた」など。嫌な気持ちになった後は、その怒りの理由を知らなくてはいけない、と、彼女を質問攻めに。そうすると、また怒った気持ちを思い出して、さらに怒りに火が付く。そうして手が付けられなくなった後で、良かれ、と思って解決方法を提案するのですが、もう、目の前の彼女は怒りの炎に囚われているので、火消しは無理。そうなると、怒りの鎖は、私と彼女、2人をがんじがらめにすることに。

ということが何度も続いたので、もう、人の怒りの鎖にはつながれないようにすることにしました。例えば、上記のようなことが起きたときは、

✔️「そっか。そっか」とひたすら聞く(意見しないことが大事)
✔️席を立って、ゆっくりお茶を淹れる
✔️そういえばさ、とほかの楽しい話をする
✔️ほかのことを考える(笑)

怒りの火は、ほかの人の怒りの火を取り込んで炎になります。なので、私のところで断ち切ることが大事です。火を消そうするのではなく、私のテリトリーは燃やさない。そうすると、手前で炎は消えるはず。見て見ぬふりをするわけではないので、物言いが必要な時は、少し落ち着いたときに。

家庭内のことだけではなく、他人とのリレーションシップも、これは活きてきます。お酒が入る飲み会なんかでも起こりがちなので、「お茶を淹れに席を立てないけれど、トイレに行く、飲み物を頼む」なんかは有効です。実は自分が辛くなる、他人の怒りの鎖。この方法を試すようになったら、随分と楽になりました。