『ヴァンテーヌ』の編集者だった時、何度も取材させて頂いた、表参道のお店「大文字」。日常使いできる和食器が揃う、小さなお店です。給料が安かった(笑)20代の新人時代、それこそ目を皿のようにして、実家で使う自分用の器を探しにきたのを覚えています。
先日も、深皿と飯椀が欲しくて行ってきました。すると、店内の一番目立つ場所に石川県産品応援フェアのコーナーが。九谷焼など、「大文字」がお付き合いのある、石川県の会社やお店から、震災後、直接出向いて仕入れたそうです。売り上げは全額寄付されるそうで、九谷焼大好き♡ なので、ぜひ、とこのコーナーから選ばせていただきました。
小さな小さな豆皿は、薬味をのせたり、あとはお箸置きにも、と。飯椀も家族用に。350年以上の歴史をもつ九谷焼の魅力は、その美しい色彩。久谷五彩(赤・黄・緑・紫・紺青)を基調とした、華やかで優美な色合いや柄が、毎日の食卓を彩ってくれます。
早速、友人たちとの鍋パーティや、和の朝ごはんに活用しています。たくさんは揃えられないけれど、お気に入りがあるだけで、料理も楽しく。また、少しずつ集めようっと。