Blog 大草直子の毎日AMARC

我が家の受験、 (ほぼ)終わりました

1月1日の能登半島地震で、最後の仕上げができなかった受験生。大きな不安の中テストに臨んだ受験生。受験会場が遠方になり、テストのために遠征した受験生。彼ら、そしてご家族のことを思うと、本当に胸が痛くなります。すべての頑張った子供たちに、美しい桜が咲きますように。

我が家は、本来なら卒業なはず(大学4年プラス留学1年)の23歳のひなこが、帰国後、「大学院に行きたい」と宣言してから、数か月。先日、やっと終わりました。第一志望の大学院に見事合格。13分の1という倍率をよく勝ち抜きました。ただ、私わかっていたんですよ。「絶対に受かるな」と。なぜかというと、ものすごくやりたいことが明確だったし、とにかく勉強していたから。こんなに勉強する大学生がいるのだろうか――と、親である私がびっくりするほど。やっと1人仕上がったと思ったのに、あと2年か~。お金かかるなあ、と正直思いましたが、この姿を見ていたら「やりたいだけやりな。だけど、ママがお金を出すのは、大学院までだからね」と言い渡し、あとは見守るだけ。受かった後も、なんだかんだ勉強を続けている彼女。好きなんですね、学ぶことが。私と違うな(笑)。

そして長男は、小学校から高校まで私立だったので、ほぼ初めての受験。高2から3年までアメリカ留学していたので、そこの知識はすっぽり抜けている。ただし、英語はもちろんアドバンテージが高い。AO入試は無理だったので、一般オンリー。好き嫌いがはっきりしていて、入ってからの学びや気づきが面白くなかったら元も子もないので、学部決めは、まず、しっかりさせました。彼は「英語で学ぶ」「スペイン語圏への留学」という目的があったので、そのあたりもきちんと調べていました。まだ、第一志望の結果は出ていないのですが、親ができるのは、願い信じるだけ。彼の木にも、桜が咲きますように♡

2人とも、私がやったのは、大きな方向性の助言とお金を出すこと(口は出さない)。励ましたり、そっと見守ったり、子供の個性を見極めて。子供たちが小さい頃は、なかなかに大変なことばかりでしたが、そのおかげか、しっかりと自立し、自分軸ができたかな、と思います。親の金銭的な役割も、あと数年。私もしっかりと地に足をつけて頑張らねば。あ、我が家にはまだ中1がおりました(笑)。