Blog大草直子の毎日AMARC
私たち日本人って、まあ色々な意見はあるにしても、他国の人々から好かれている方だと思います。それは、私たちが、謙虚で、秩序を守れるお利口さんたちだから。確かに、サッカー観戦後にスタジアムの掃除をするのも日本人だし、きちんと列に並んで順番を待てるのも日本人ですよね。
そういう真面目なところ、本当に素晴らしいと思うのです。そして、こういう人たちが住む国が世界のトップにまた立って欲しいと心から願っています。でも、日本がいつもどこかの国の補佐役的なイメージだと思うのは、私だけでしょうか? それは、自分で自分の人生をクリエイトできる人が圧倒的に少ないから。自分のやりたいことすら自分で分からない、という迷子がとても多いのです。
どちらに行ったらいいかわからないから、レールを敷いてくれる常識やルールに従うのです。また、前倣えで人と同じことをするのも、人に責められない、嫌われたくないという安心感を得るため。そして、うまくいかなかったらその先頭に立ってやった人を責めればいい、というわけです。
でもそれでは、ロボットにでも生きられる人生になってしまう。
私、思うのです。スタジアムの掃除をして世界的にお利口さんであることを見せるよりも前に、まず、自分の人生の責任を取ることから始めるべきだなと。自分で決定し、失敗してもその尻拭いもきちんと自分でする。結局、一番頼れる人は自分自身であるべきなのです。
Profile
Yoko Concepcion Okusa
2011年からマウイ島、オアフ島でプエルトリコ系アメリカ人の夫と、男の子2人の子供たちと大自然に触れながら暮らす。AMARCを主宰する、大草直子の実妹。2020年にカリフォルニアに移り、今はサンディエゴ在住。2014年から、その人に必要な天然石やチャームをカスタマイズして作るお守りアクセサリー「4L(フォーエル)」を始める。今は4Lを展開しながら、クライアントとその人のハイヤースピリットと対話する「ハートを開くセッション」を開始。今後オンラインセミナーなども予定している。
Instagram:@4l_amulets_hawaii_