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【人生の地図】傷ついたもの同士 / The wounded ones by Yoko.C.Okusa


私はこの悪循環を、子育てを始めて特に感じました。子育て鬱になり、子ども達にあたってしまったこともたくさんありました(泣)。まさに、傷ついたままで癒されていない私が顔を出した時でした。でも、自己ヒーリングに集中するようになってから、あんなに辛かった子育て、ピリピリしていた結婚生活も楽しめるようになりました。やはり、全ては自分から始まるのですねー!

「類は友を呼ぶ」とはよく言ったもので、私たちは同じようなエナジーを持つ人間に惹かれる傾向を持ちます。例え、表に見えている性格が正反対に見えても、同じエナジーを持つものは惹かれ合うものなのです。

例えば、祖父母によって傷つけられた両親に育てられた人が、嫌だと思いながらもその親の承認を得ようともがき苦しんだり、同じように傷ついた人とつるむようになってしまうことは良い例です。特にそれが恋愛関係で起こると、深みにはまってしまうケースもあるでしょう。

良いエナジー同士が出会うと、まさに相乗効果が起こり、良い結果が生まれやすくなったり、人生が楽しく生きやすくなる。しかし逆に、傷ついたエナジーが出会うと、お互いを傷つけ合ったり、どちらかがコントロールしようとしたり、または、片方が自信を喪失して自分を見失ってしまうのです。

この悪循環を止める方法はただ一つ。傷ついた自分をまず癒すことです。例えそれが、愛する我が子との関係でも同じです。傷つけてしまった我が子を癒そうとする前に、自分の癒しに集中するのです。傷ついたもの同士が、お互いを癒そうとしてもうまくいかないことがほとんどです。

自己の癒しは、大体が嫌な過去やトラウマと向き合うことになるので避ける人が多いのですが、それなしに他者との健康的な関係はないと言っても過言ではないのです。




Profile

Yoko Concepcion Okusa

2011年からマウイ島、オアフ島でプエルトリコ系アメリカ人の夫と、男の子2人の子供たちと大自然に触れながら暮らす。AMARCを主宰する、大草直子の実妹。2020年にカリフォルニアに移り、今はサンディエゴ在住。2014年から、その人に必要な天然石やチャームをカスタマイズして作るお守りアクセサリー「4L(フォーエル)」を始める。今は4Lを展開しながら、クライアントとその人のハイヤースピリットと対話する「ハートを開くセッション」を開始。今後オンラインセミナーなども予定している。
Instagram:@4l_amulets_hawaii_