
すみません、インドがすごすぎて、いろいろな意味で(笑)。まだ、その熱が冷めません。さまざまな美しい手仕事があるのはお伝えしましたが、例えば、こんなものも。
ブロックプリント(手彫りの版を使って、布にインクを押し付けていく、ハンドメイドのプリント技法)のワンピースやテキスタイルは、少し素朴で温かく、そして使うごとになじんでいくようで、本当に可愛い♡

インドのさまざまな場所にもある「アノーキ」というお店は、そのブロックプリントの宝庫、ワンピース、ブラウス、こんなティーカバーやノートに至るまで並び、ローカルの人のみならず、観光客もとても多いショップです。今回も、たくさんのお土産(for me for friends)をここで調達しました♡

そして、ベッドカバーに使っているのは、ヴィンテージシルクのストール。絞りのテクニックと刺繍が施され、サリーの模様を思わせる、その美しさにひと目惚れし、少し高かったのですが購入しました。もちろん、ブラックドレスに重ねても良いし、Tシャツとデニムにも、と思いましたが、まずはベッドのスローに活用。ZARA HOMEのマルチカバーが、シンプルすぎてどうかな、と思っていたのですが、このシルクを掛けるだけで、ベッドルームにキャラクターが生まれました。本来、室内で靴を履く欧米の寝室で使われるスロー。ごろんと横になった時に、靴でベッドを汚さないためのものですが、あるとないとでは、ベッドの風景の締まり具合が全然違います。良い1枚が見つかって良かった。


このストールは、ジャイプールの中心から車で30分くらい行った、アンベール城のふもとにあるブティックホテルで買いました♡ ここは、インドのカオスと喧騒が嘘のように静かな場所。昔使われた展望台の上にはクジャクが休み、裏山には、たくさんの動物が遊びに来るそうです。

オーナーは、日本人の「インドラージャスターンのカラフルな街」の著者でもある、石竹由佳さん。日本の空港で偶然お会いし、彼女が営む、ショップ、ショウルーム兼ブティックホテルを訪れたのですが、実は私、由佳さんが依然いらしたジュエリーブランドでお仕事させて頂いていた! この偶然! このホテルについては、明日またもっと詳しくお話ししますが、「縁がないといけない」と言われるインドで、こうしてするすると縁がつながっていくのに、心からびっくりした日々でした。
ね、こんなふうに日常に、インドだけでなく、日本、アジア、東欧などの手仕事をプラスすると、テイストミックスで個性的な空間になりますね。
