週の半ばに差し掛かり、疲れが出てくる水曜日。そんな水曜日は、身体をリセットできるレシピをご紹介。教えてくれるのは、料理家の山脇りこさんです。気軽に手軽に、3つ以内の食材、3つ以内のステップで作れる「身体リセット3×3レシピ」をお届けします。
今週は、先週に続き、おかずとしても美味しく、そうめんや冷たいうどんにも合う料理の第2弾です!
焼きなすはシンプルな料理ですが、おいしくするコツがあります。
それは皮が焦げてなすが破裂するまでしっかり焼くこと。
それには直火が最適です。魚焼きグリルがあればそれで、なければガス台に網をのせて炎をあてて、返しながら焼くのもおすすめです。今回は焼きあがったなすをつけ地につけて、しっかり冷やしていただくレシピです。
焼きなすのポン酢びたし
【材料(作りやすい分量)】
・なす 3本
・ポン酢しょうゆ 大さじ2
・めんつゆ(ストレート) 大さじ1
【レシピ】
1. ナスは、ヘタの下に1周ぐるりと切り目を入れる。グリルに入れ皮がはじけて焦げるまでじっくり焼く。(ガスのグリルの場合、10分ほど、なければ直火に網をのせて返しながら焼くのもよい)。
2.つけ地を作る。ポン酢しょうゆとめんつゆを合わせる。
3.焼き上がったナスは皮ごとそのままボウルに入れ、上からホイルをかぶせ、3,4分蒸らす。皮を、切り目を入れたところからむき、2につける。冷蔵庫に入れ半日以上おく。
*2日間ほど美味しくいただけます
*旬の新生姜のすりおろしをたっぷりと盛り、かぼすも添えました
*そうめんが1番合うと思いますが、冷たいうどんとも相性抜群。稲庭や五島うどんなどつるんと喉越しの良い麺によく合います。
Naoko’s comment
破裂したらいけないと思っていました(笑)! そうか、破裂して良いんですね。茄子大好き、一品あると嬉しくなるので、作ってみます。そうそう、我が家は18歳になると、茄子が好きになるみたいです。
Profile
山脇りこ
料理家。最新刊は「50歳からのごきげんひとり旅」(大和書房)。50歳からゆるりとはじめた、自分を満たすひとり旅について綴った初の書下ろし本。本連載をまとめた『疲れていてもこれならできそう! #食材3つ #3ステップで完成 毎日食べたい かんたん3×3レシピ 』 も絶賛発売中。代官山で料理教室<リコズキッチン>主宰。「きょうの料理」「あさイチ」(NHK)などのテレビ、ラジオ、新聞、雑誌で家にある調味料でできて作りやすく、気取りすぎない、食べあきない家庭料理を紹介している。『台湾スープ ~ ぜんぶ日本の材料でできる、おうちで味わう台湾気分』(誠文堂新光社)や、『いとしの自家製』(ぴあ)、『明日から、料理上手』(小学館)、『1週間のつくりおき』(ぴあ)など著書多数。
Instagram @yamawakiriko