先日も少しご紹介しましたが、さまざまなジュエラー勤務を経て、旅で訪れたジャイプールに恋して、彼の地にホテル兼ショウルーム「Artisav」まで建てられた、石竹由佳さん♡ インド行きの羽田空港のラウンジでお会いしたご縁が、こんなふうにジャイプールでつながるなんて。以前お勤めのブランドで、私もお仕事をさせて頂いていたこともあって、実は「お久しぶり」だったのですが、ナチュラルでおおらかで、まるで太陽のような方。
そのホテルでランチをごちそうになったのですが、喧騒、カオスという言葉がぴったりの、パワフルなジャイプールに、こんなに静謐な場所があったのだ、と驚きました。
それもそのはず、裏山は政府管轄の土地で、手つかずの自然が残っています。遠くに見える、古い展望台にはくじゃくが休み、猿やチーター、時にクマも出るのだそう。東京のご友人にデザインを頼み、施工はローカル、というハイブリッドな建物は、モダンなのに、ジャイプールの景色になじみ、本当に素敵♡
4部屋あるお部屋は、インドの都市名がつけられています。ジャイプールとジョードプルは、裏庭を望むガーデンビュー。しかも、バスタブ付き。それぞれが、都市に由来した色でまとめられ、かつ、その土地の土を使用したり、と細部に至るまで物語があり、「インドの手仕事や美意識」を満喫することができます。一番大きなお部屋、ジョードプルが、1万ルピー(日本円で18000円くらい)で泊まれます。しかも朝食付き。夕飯もリクエストすれば、専属のシェフが、あっさりおいしい♡ インド料理を中心に作ってくださいます。私、絶対に次はここにステイしたいな、と思っています。
空港から、タクシーやウーバーなどを使って向かいます。インドへの旅を考えている方——ホテルの当たりはずれが、ほかの国よりも大きいのがインド。ジャイプールはぜひ、由佳さんのホテル、「Artisav」で!