Everyday happy大草直子の毎日AMARC

2024.09.19

食事とワインの饗宴♡ ありがとう、サンマルツァーノ

今回は、サンマルツァーノワインのお仕事でプーリアに来ているので、ありがたいことに、食事とのペアリングは、すべておいしいワイン。瓶内二次発酵(シャンパーニュやフランチャコルタと同じ製法)で作る「CALCE(カルチェ)」は食前に。ドザージュしていないので、自然な甘さがおいしい。残念ながら、日本未発売で、今回、早めの販売開始を強力にお願いしてきました(笑)。

そして、インスタでもご紹介した「EDDA(エッダ)」。“彼女”という名の白ワインは、赤ワインで有名になったサンマルツァーノが、総力を挙げて作ったもの。フルーティでしっかりとミネラル感もあって、食事の時はそのまま、ワイン単体で飲むときはスプリッツァーするのも好き。

そして、ロゼの「TRAMARI(トラマーリ)」。以前カプリ島を旅した時に、ビーチフロントで、ほとんどの人がロゼをアぺリティーボで楽しんでいたのを見て以来、おいしいロゼを見つけると、自宅でストックしていますが、トラマーリもその1本。黒ブドウのプリミティーヴォを100%使用していて、ドライながら、果実味も感じられて、この1本はすごい。だって、プライス2000円以下です。2017年のヴィンテージに至っては、著名なイタリアワインガイド「ルカ マローニ」で満点に近いポイントを取ったそう♡ 

そして、赤ワインは、「60(セッサンタアンニ)」。プリミティーヴォ100%の、どっしりしっかりした赤。ベリー、というよりもプルーンを思わせる濃厚さと、奥のほうにコーヒーのようなほろ苦さも。やっぱり、果実のソースを使ったお肉料理などにはぴったりです。

このすべてのワイン、ワイナリー周辺の契約農家から集めたぶどうを使用。アドリア海、イオニア海——2つの海に囲まれたプーリア独特のミネラルたっぷりの土壌と温暖な気候。これ以上はない、というくらいワイン作りに適しているため、農薬をほとんど使用しなくても、良質なブドウができるのだそう。だからなのか、サンマルツァーノのワインは、たくさん頂いても(笑)、二日酔いにならない! 余談ですが、少しグラフィカルでモダンなエチケットも大好き。ぜひ、気になる方はモトックスのサイトで。

共に取材をさせて頂いたジャーナリストの方々は、一足先に日本へ。私は数日、プーリアの休日を楽しみます!

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