Blog大草直子の毎日AMARC
世界中どこに行っても、その人の持つ見かけは、人が重視する要素だと思います。でも、日本を始め、特にアジアの国の人々が、異様なまでにそこを重視する傾向があると思うのは私だけでしょうか? 日本人の周りにいる時によく聞く過剰なまでの外見への褒め言葉。「脚が長いね」はまだいい方で、「眉毛の質が良い」「頭の形が良い」など、それは体の細部にわたります。たまたま観ていた韓国の男女の恋愛ドキュメンタリーでも、男性が女性の顔にシートマスクを付けるシーンで、「シートマスクの余り具合から君の顔が小さいのが分かる」と言っていた。こういう褒め言葉って、こちらでは聞きません。それを言うと、「外国人は元々スタイルが良いし、全てを持っているから言う必要がないのよ」と言われましたが、私そうではない気がします。
「こうでなければ美しくない」「こうでなければイケてない」という理想像が、とても強いんですきっと。そして、それは西欧人の顔や体を元に作られています。この傾向の根底にあること、それは、そのままの自分の身体(特にアジア人としての)を受け入れられていないと言うことです。更に、社会がその「理想像」に近い人を高く評価するから、そうではない人は更に自分を受け入れられずに自信を無くすという悪循環が起こっているのです。 体も顔も人それぞれ全く違います。だからこそ、美しいのではないでしょうか? そして、当然違うのだから自分にしかない美があるのです。あなたは、どれだけご自身の顔や体の持つ美しさを知っていますか ?
Profile
Yoko Concepcion Okusa
2011年からマウイ島、オアフ島でプエルトリコ系アメリカ人の夫と、男の子2人の子供たちと大自然に触れながら暮らす。AMARCを主宰する、大草直子の実妹。2020年にカリフォルニアに移り、今はサンディエゴ在住。2014年から、その人に必要な天然石やチャームをカスタマイズして作るお守りアクセサリー「4L(フォーエル)」を始める。今は4Lを展開しながら、クライアントとその人のハイヤースピリットと対話する「ハートを開くセッション」を開始。今後オンラインセミナーなども予定している。
Instagram:@4l_amulets_hawaii_