Blog大草直子の毎日AMARC

【人生の地図】反応せずに応答する / Respond not react by Yoko.C.Okusa


感情が少し豊かすぎる(笑)私にとって、反応せずに応答することは本当に難しい課題。即座に反応してしまうことで間違いを起こしてきたし、何より自分を生きづらくさせてしまっていた。ここ数年は、一呼吸入れて応答することを学んでいます。その結果、断然他者との関係がスムーズにいくようになっているし、何より自分の心の静けさをキープできるようになっています。

Respond not react ――怒りや悲しみを感じた時に、まず一呼吸。そうすると、感情だけで即反応することを防ぐことができ、代わりに考え、分析して出した答えで対応することができるということ。

嫌な経験からできたトラウマ、誰でも1つや2つは持っているのではないでしょうか。そのトラウマ、普段はひっそりと息を潜めていても、何かがトリガーになって、突然爆発することありませんか?

特に、今現在進行中の「水星の逆行」は、そのトリガーを作り出すことが多い。嫌な過去の出来事が蘇ると、私たちは、「腹が立つ!」「悲しい!」「やり返したい!」などのお決まりの”反応”を即座に示します。実は、昨日、私にもそれが起こりました(笑)。既に克服したと思っていた過去のトラウマが蘇り、ものすごい憤りを感じ、再度傷つき、悲しくなった。いつもなら、この感情を手放すための作業をするのですが、昨日は「ちょっと待てよ」と、逆に深く掘り下げてみた。すると、この出来事が起こったからこそ、私は私を傷つけた人たちとの関係を終わらせることができたし、彼らが本当はどんな人たちなのかが見えたことに気づいた。そして、自分に問いかけてみた。「私は、この人たちとの関係を修復して、また付き合いをはじめたいのか?」と。答えは「NO」。それに気づいたときに、この出来事が蘇るたびに感じていた嫌な感情は、ただパターン化した”反応”に過ぎないことが判明したのです。その結果、あれだけ強く感じていた怒りや悲しみは静かに引いてなくなりました。「おー!これぞ、反応するのではなく応答するということなのか!」と、ものすごく腑に落ちた(笑)。

みなさんは、反応していますか? 応答していますか?




Profile

Yoko Concepcion Okusa

2011年からマウイ島、オアフ島でプエルトリコ系アメリカ人の夫と、男の子2人の子供たちと大自然に触れながら暮らす。AMARCを主宰する、大草直子の実妹。2020年にカリフォルニアに移り、今はサンディエゴ在住。2014年から、その人に必要な天然石やチャームをカスタマイズして作るお守りアクセサリー「4L(フォーエル)」を始める。今は4Lを展開しながら、クライアントとその人のハイヤースピリットと対話する「ハートを開くセッション」を開始。今後オンラインセミナーなども予定している。
Instagram:@4l_amulets_hawaii_