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【人生の地図】”あなた”の定義 /Definition of “YOU” by Yoko.C.Okusa


写真は、ラテン人、ラテンミュージックまみれの楽しかった夜から(笑)。人から言われた言葉や、幼少時代に受けたいじめの体験からたくさん自分を定義して、自分はこんな人なんだと可能性を狭めてきた私。あー生きにくかった! そんな私でしたが、50代に近づいてきている今が一番楽で楽しい。あるがままの自分で生きられているから。それも、一つずつ定義外しの作業をしたからだと思っています。

「気が弱い人」「度胸のない人」「〜な失敗をした人」「根暗な人」。あなたは、人に、あるいは自分で自分をこんな風に定義づけていませんか? 実は、生きているうちにタグのように付いてくるこれらの定義によって、自分の可能性を狭めている、もしくは生きにくくなっている人たちがとても多いのです。

カウンセリングをしていても、親しい人たちと話しをしていても、「ほら、私って結構冷たい人じゃない?」とか、「2回も離婚してるから結婚は向いてない人なのよ」とかよく聞きます。そんな時、私はどうしてそう思うのかに焦点を当てさせるように話を持っていきます。なぜ人に冷たいと思われる態度をとったのか? それには、何か理由があるはずなのです。そして、それを解明していくと、案外と「昔いじめにあったから自己防衛の策として、人に心を開かなくなった」とか、「努力はしたけれど、たまたまその2回の結婚相手が自分と相性の合わない人だったから離婚という自分にとって良いと思われる道を選んだ」などなど、そんな理由で自分をそう定義づけるのは勿体無いでしょー! というものがどんどん出てくる。

何が言いたいかというと、一つや二つの失敗で自分を定義づけるのは辞めませんか? ということ。失敗やトラウマ的な経験なんてそこから何かを学んだら、あとは「ありがとうございました」と言って手放していくべきなのです。トラウマが深すぎてそんな簡単に手放せません! という人ももちろんいるでしょう。でもそれは、その辛すぎるトラウマに逆にしがみついて生きていくことになってしまうのです。

私は、その経験が辛かったからこそ、そのことであなたという人格を定義づけて欲しくないなと心から思うのです♡




Profile

Yoko Concepcion Okusa

2011年からマウイ島、オアフ島でプエルトリコ系アメリカ人の夫と、男の子2人の子供たちと大自然に触れながら暮らす。AMARCを主宰する、大草直子の実妹。2020年にカリフォルニアに移り、今はサンディエゴ在住。2014年から、その人に必要な天然石やチャームをカスタマイズして作るお守りアクセサリー「4L(フォーエル)」を始める。今は4Lを展開しながら、クライアントとその人のハイヤースピリットと対話する「ハートを開くセッション」を開始。今後オンラインセミナーなども予定している。
Instagram:@4l_amulets_hawaii_