Everyday happy大草直子の毎日AMARC

2025.03.06

15年愛用している、 フェンディのバッグが帰ってきました♡

私の2018年に出したスタイリングブック『大草直子のSTYLING&IDEA 10年後も使える「おしゃれの結論」(講談社)』にも、使用したコーディネートの写真が出ています。そう、15年くらい愛用している、フェンディの名品「peek-a-boo」。「いないいないば~」と名付けられたそのバッグは、30代の頃憧れて憧れて、何度もブティックに足を運び買ったものです。一流のメゾンが作る、この遊び心。クラシックな佇まいもありながら、てらいなくカジュアルにも合わせられる、その度量の広さに惹かれました。

何かの記念に(自分で買った(笑))バッグは、デニム合わせにも、学校行事にも活躍してくれ、それこそ毎日のように持っていたのです。ワンハンドル、そして内側は柔らかなヌバックゆえ「あまり、重いものは入れないでくださいね」と言われながら、たくさんの資料や書類を持ち歩いていたら、10年過ぎた頃でしょうか。ハンドルと本体をつなぐ生地が破けてしまいました。それでも気にせず使っていたのですが、「これはダメだ」と、昨年末、伊勢丹新宿のブティックに持ち込み、お直しをお願いすることに。「出来上がりました」とご連絡を頂き、受け取りに。

新品に生まれ変わった、とは言いません。だって15年使っているから。けれど、内側はしっかりと修復され、また私のメインワードローブになるでしょう。手に入れた時の高揚した気持ちや、コーディネートの記憶がよみがえってきたのも、なんだか愛おしく。今、ハイブランドのバッグの価格が高騰していて、なかなかすぐに買えない状況ですが、この「お付き合いの長さと深さ」を考えると、やっぱり、素敵だなあ、価値があるなあ、と思います。チャームを付けたりして(モンスターのチャームも持っていますし)、また違う表情で、そしてこれからも大切に大胆に(笑)、持ちたいな、と思います。

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